台湾打者も天を仰いだU-18馬淵野球の堅い守備 ピンチの芽を摘む外野手に興奮の声「落ちるかと…」
台湾で行われた「WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」で、世界一となった日本代表「侍ジャパン」の知花慎之助外野手(沖縄尚学)の好守に注目が集まった。主催のWBSCが公式X(旧ツイッター)にプレー動画を公開。英語実況は「転がりながらキャッチを決めた!」と熱狂し、日本ファンも称えていた。
二塁の後ろにフラフラと上がった打球…猛然と突っ込む右翼手は
台湾で行われた「WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」で、世界一となった日本代表「侍ジャパン」の知花慎之助外野手(沖縄尚学)の好守に注目が集まった。主催のWBSCが公式X(旧ツイッター)にプレー動画を公開。英語実況は「転がりながらキャッチを決めた!」と熱狂し、日本ファンも称えていた。
ピンチの芽を摘んだ。10日の決勝・台湾戦。2-1と1点をリードした5回1死から、台湾の黄天賜内野手の打球は二塁手の後方へフラフラと上がった。右翼を守る知花は反応良く前方へ猛チャージ。スライディングキャッチを試みると、打球をグラブに収めて2回転。ボールを離さず見事アウトを奪った。マウンドの前田悠伍投手(大阪桐蔭)は知花を指さして感謝。ヒット1本損した黄天賜は悔しそうに天を仰いだ。
このプレーに、英語実況では「キャッチしたぞ、シンノスケ・チバナがやった」「ワオ、日本の右翼手のなんて素晴らしい守りなんだ。転がりながらキャッチを決めた。二塁手もフルスピードで向っていた」と続けて熱狂。「正直落ちると思ったけど、チバナが飛び出して、つかんだ」と好捕を称えた。
試合はそのまま日本が逃げ切り、この大会31回目で悲願の初優勝。チームを率いた馬淵史郎監督(明徳義塾)も涙を見せた。日本のファンからも「うますぎでしょこれ」「グレートスライディングキャッチ」「これ凄かった」とコメントがついていた。
(THE ANSWER編集部)