安井友梨がビキニフィットネス日本一8連覇を達成! 3週間前の粉砕骨折乗り越え、ビキニの女王が2日連続戴冠
日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の身長別日本一を競うコンテスト「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス」が10日、栃木県総合文化センターで開催され、ビキニフィットネス163センチ超級で安井友梨が前人未踏の8連覇を達成した。
オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス
日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の身長別日本一を競うコンテスト「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス」が10日、栃木県総合文化センターで開催され、ビキニフィットネス163センチ超級で安井友梨が前人未踏の8連覇を達成した。
30人が出場したピックアップ、予選を経て6人で争う決勝に挑んだ安井は、トレードマークの赤のビキニで会場を魅了。大きな歓声を浴びながら、美しいウォーキングやポージングを披露した。その後に行われた表彰式で優勝が決まり、見事に8連覇を達成した。
ビキニの女王として知られる安井は大会3週間前の8月17日、ジムのロッカーから15キロのパラレルグリップが左足に落下。親指を粉砕骨折した。医師から「全治には1年かかるだろう」と診断され、即手術を勧められたという。
しかし、懸命なリハビリに耐え、前日に行われた年齢別日本一を競う「オールジャパン・マスターズフィットネス」で優勝。オーバーオールも制し、涙ながらに「今日はこの場にいられることが奇跡のよう。ただ、ステージに上がりたいという一心でした」と話していた。
「もう39歳なので来年や再来年を考えられない。今年1年、引退をかけて世界一を目指してやってきた。来年はないと思っているので。骨折しても、たとえ来年歩けなくなっても今年絶対に出ると思っていました」
前日、悲壮な決意を明かしていた安井の想いは8連覇という最高の形で結実した。
(THE ANSWER編集部)