藤浪晋太郎、会心ビタビタの161キロで踊るように降板 米国で続く快進撃に「絶対打てない」の声
米大リーグ・オリオールズの藤浪晋太郎投手は9日(日本時間10日)、ボストンで行われたレッドソックス戦に5回から登板。1回2/3を1人の走者も出さずに抑え今季7勝目を挙げた。最後に投げたボールは時速100マイル(約160.9キロ)。左打者の外角低めにピンポイントで決まり、あまりの威力にファンから驚きの声が上がっている。
レッドソックス戦で1回2/3を完璧リリーフ、7勝目挙げる
米大リーグ・オリオールズの藤浪晋太郎投手は9日(日本時間10日)、ボストンで行われたレッドソックス戦に5回から登板。1回2/3を1人の走者も出さずに抑え今季7勝目を挙げた。最後に投げたボールは時速100マイル(約160.9キロ)。左打者の外角低めにピンポイントで決まり、あまりの威力にファンから驚きの声が上がっている。
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藤浪は7-6と1点リードの5回1死一、二塁から登板。ウォンを右飛、バードゥゴを二ゴロに抑えピンチをしのいだ。続投した6回はデバースとターナーを続けて三ゴロ、カサスを空振り三振に仕留める圧倒的な内容だった。
注目されたのは、カサスへの最後の1球。直球で2ストライクと追い込んでの3球目は、外角低めを撃ち抜く100マイル。カサスはバットを出しファウルチップになったが、捕手がミットに収め空振り三振。藤浪は踊るように飛び跳ねながらガッツポーズを見せ、マウンドを降りた。
「ピッチング・ニンジャ」として知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のX(旧ツイッター)にこの場面の投球動画を公開すると、日本のファンからはコメントが多数集まった。
「ピンチでも回跨ぎでも堂々と投げる姿は頼もしいです」
「アウトローにズドン!! 素晴らしいボール」
「ただ速いだけじゃない素晴らしいアウトロー。キレッキレ」
「球威もコントロールも最高」
「コーナーに制球出来てるの素晴らしすぎる」
「絶対に打てない。イチローでも大谷翔平でも」
試合はその後も点の取り合いで乱打戦となり、13-12でオリオールズが勝利。プレーオフ進出に近づく勝利で、藤浪のポストシーズンでの活躍を期待するファンもいた。
(THE ANSWER編集部)