試合中の表情変化とは

　サッカー日本代表は9日（日本時間10日）、ドイツ・ウォルフスブルクでドイツとの親善試合に4-1で勝利した。昨年カタール・ワールドカップ（W杯）に続いて連敗したドイツのスポーツ専門局「Sport1」は、試合展開によって表情の変わる2枚の速報画像をインスタグラムで公開。ドイツファンから「日本は3ランク上だ」「ブンデスは田舎リーグ」と反響が集まった。

　試合は日本が前半11分に伊東純也のゴールで先制。その後も同22分に上田綺世追加点を奪った。日本が2-1とリードした前半終了の段階で公開された画像は、先制ゴールの伊東の笑顔と合わせ、ドイツ代表のハンジ・フリック監督が顔を覆うもの。「ロッカールームからお伝えします！　日本が2-1のリードでハーフタイムへ　後半45分で打つべき手は？」と問いかけた。

　終了間際にも浅野拓磨、田中碧の得点で4-1。敗戦を伝える速報はカイ・ハフェルツが空を見上げ、指揮官も厳しい表情を浮かべていた。「厳しい現実！」と題された投稿は、イルカイ・ギュンドアン主将の「今の僕らはそんなに強くない」というコメントを紹介している。

　表情の変遷がわかる一連の投稿。ドイツファンからは「全て変えないと」「言い訳ばっかり」「ずっと強くないでしょ」「フランス戦は祭りになるよ」「そんなに強くない？　めちゃくちゃ弱いけど」「ハフェルツいわく、ファンが悪いらしいよ」「今の……もう何年も弱いでしょ。日本は3ランクくらい上だよ！　ブンデスリーガは田舎リーグだと証明された……」と嘆きの声が相次いだ。