藤浪がとった行動に米驚愕

　米大リーグ・オリオールズの藤浪晋太郎投手が9日（日本時間10日）、敵地レッドソックス戦の5回1死から救援し、1回2/3を無失点で7勝目を挙げた。5回に3つ目のアウトを奪った後にまさかの動きを見せ、米投球分析家が注目。動画付きで「4つ目のアウトすら狙う」と伝えた。

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　7-6の5回2死二、三塁。藤浪はバードゥーゴを二ゴロに仕留め、一塁ベースカバーへ。ファウルエリア寄りにそれた送球を取ろうとして頭から転倒した。ただし、長い足でしっかりベースを踏んでアウトに。塁審のアウトの宣告を確認したようだが、すかさず起き上がって本塁への送球に備えた。3アウトでチェンジだったが、一つ先を見たプレーだった。

　動画をX（旧ツイッター）に公開したのは、「ピッチング・ニンジャ」として知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏。咄嗟の動きだったが、文面に「シンタロウ・フジナミ、アスリート。4つ目のアウトすら狙う」と“貪欲”プレーを伝えた。

　米ファンから「アメージングなプレーだ」「彼が長身でよかった」「投手はアスリートだ」「彼がオークランドから出られて嬉しいよ」と、トレード後の活躍を称えるものもあった。