バスケW杯で米国下したドイツの象徴的プレー NBA選手を這わせたフェイクに母国歓喜「鳥肌立つ」
バスケットボールのワールドカップ(W杯)は8日、準決勝が行われ、米国がドイツに111-113で敗れた。2大会連続で優勝を逃す屈辱。追いかける終盤にはドイツに痛恨の3ポイントシュート成功を許した。ディフェンスで滑った米国選手がコートに這いつくばる場面がドイツ国内でも話題となり、「凄すぎて理解できない」「まだ鳥肌が立っている」と翻弄した選手への反響が集まっている。
バスケW杯準決勝
バスケットボールのワールドカップ(W杯)は8日、準決勝が行われ、米国がドイツに111-113で敗れた。2大会連続で優勝を逃す屈辱。追いかける終盤にはドイツに痛恨の3ポイントシュート成功を許した。ディフェンスで滑った米国選手がコートに這いつくばる場面がドイツ国内でも話題となり、「凄すぎて理解できない」「まだ鳥肌が立っている」と翻弄した選手への反響が集まっている。
試合終盤、NBA選手が翻弄された。第4クオーター残り1分17秒。米国のタイリース・ハリバートン(NBA・ペイサーズ)がディフェンスへ走った。相手はコート右から3ポイントラインを打とうとするドイツのアンドレアス・オブスト(ドイツ・ハレ)。必死に追ったが、ポンプフェイクを受けた。引っ掛かった直後に足を滑らせて転倒。コートに這いつくばり、リングへ吸い込まれるボールを見つめるしかなかった。
米国を突き放す一発は大会公式X(旧ツイッター)にて動画が公開され、海外ファンの間で話題に。ドイツのスポーツ専門有料放送「Magenta Sport」公式インスタグラムが「この試合の見せ場!アンドレアス・オブストがハリバートンを氷の上へと送り出した!」などと記して実際の映像を公開すると、母国ファンが歓喜の声を上げた。
「信じられない。素晴らしいチーム」
「言葉にならないよ」
「今年のチーム・オブ・ザ・イヤーは決まりだね」
「凍るくらい寒かったんだよ」
「凄すぎて理解できない」
「まだ鳥肌が立っている。すごい試合だった」
「ノア・ライルズが我々と一緒に笑ってるよ。最高」
「滑るから注意して。オブストがMVP」
「オブストがマリオカートやってる」
ドイツはこの後2点を加えて米国の追撃を阻止。オブストはチームトップの24得点で強豪撃破の立役者となった。
(THE ANSWER編集部)