バスケW杯敗退の米国監督が敗戦の弁 世界のレベル向上「もう1992年では…優勝は簡単じゃない」
バスケットボールのワールドカップ(W杯)は8日、準決勝が行われ、米国がドイツに111-113で敗れた。2大会連続で優勝を逃す屈辱。ヘッドコーチ(HC)は「もう1992年ではない」と敗戦の弁を述べた。
米国が2大会連続で決勝進出ならず
バスケットボールのワールドカップ(W杯)は8日、準決勝が行われ、米国がドイツに111-113で敗れた。2大会連続で優勝を逃す屈辱。ヘッドコーチ(HC)は「もう1992年ではない」と敗戦の弁を述べた。
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優勝候補同士の一戦で敗れた王国アメリカ。ドイツも強豪だけに難しい試合となったが、バスケ大国としてはファンを落胆させる結末となった。フィリピンメディア「ラプラー」公式X(旧ツイッター)は試合後の会見動画を公開。米国のスティーブ・カーHCはこう語っている。
「ドイツを祝福したい。彼らは素晴らしかった。オフェンス面でビッグショットを決めていた。彼らはやるべきことをやっていたよ。勇気を持って戦った我々の選手たちを誇りに思う。終盤では盛り返して逆転のチャンスをつくった。ただ勝利には至らなかった」
さらに、2大会連続で金メダルを逃したことが米国と世界のバスケ界にとってどんな意味を持つのかを問われた同HC。「過去30年間でバスケットボールは世界に広まった。こういった大会は難しいんだ。もう1992年ではない。世界中で選手もチームも良くなっている。W杯や五輪で優勝するのは簡単じゃないんだ」と語った。
世界のレベル向上を指摘した指揮官。来年のパリ五輪ではどんな戦いを見せるのか。
(THE ANSWER編集部)