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ボクシング因縁の再戦へ「クリーンな試合を」 負傷で試合延期した重岡銀次朗が決意「KOします」

左から亀田興毅、重岡銀次朗、重岡雄大、亀田和毅【写真:浜田洋平】
左から亀田興毅、重岡銀次朗、重岡雄大、亀田和毅【写真:浜田洋平】

バラダレス「白黒はっきりつけたい」

 リモートで会見に出席したバラダレスは、前戦について「リングで起きてしまったアクシデントで続けられなかった。互いに再戦を臨んでいた。時期は延びたけど白黒はっきりつけたい」とやる気。銀次朗の怪我で延期されたが、「この試合が決まって何より満足。プロモーター、マネージャーに決めてほしいと言っていた。落ち着いて準備しているところ。試合は前回と全く違う様相を呈すると思う。どんな展開でも対応する準備はしている。勝つのは自分だ」と息巻いた。

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 一方、兄・優大は4月16日にWBC王者パンヤ・プラダブシー(タイ)に世界初挑戦の予定だったが、王者がインフルエンザに感染して2週間前に中止に。急きょ変更された対戦相手を下し、暫定王座を獲得した。次戦は団体内王座統一戦が基本線だったが、パンヤが6月にタイで別の選手との防衛戦を強行。歴代でもタイ人王者は国外での試合を拒否するケースが多く、パンヤ側も母国開催を熱望していた。

 WBCが優大との対戦指令を出した末、交渉がまとまらず興行権は入札にもつれ込んだ。ミニマム級では「破格」の21万3000ドル(約3150万円)で亀田プロモーションが落札。亀田氏がプロモーターとして意地の手腕を発揮し、団体内王座統一戦を主催する権利を手にした。

 今回の興行は、元世界3階級制覇王者・亀田興毅ファウンダーがプロモートする「3150FIGHT vol.7 ~拳闘士はゲンコツで語る~」として開催。亀田3兄弟の三男で元世界2階級制覇王者・和毅(TMK)もフェザー級転向初戦として参戦する。興毅氏は会見で幕の内弁当を取り出し、「今回の興行は幕の内弁当。いろんなものが詰まっている。3150FIGHTの王道の本物のカードを提供していきたい」とパフォーマンスした。

(THE ANSWER編集部)


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