大谷翔平を獲得するには…ジャイアンツの“2つの利点”を地元紙指摘「健康を保証することと…」
今オフにフリーエージェント(FA)となる米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手。現在は右肘の靭帯に損傷があると分かったため、投打二刀流を中断して打者としての試合出場を続けている。新たな契約に負傷がどう影響するか、さまざまな視点から報道される中、ジャイアンツの地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」は、大谷に球団から提示できる「利点」を2つ紹介している。
ジャイアンツ地元紙が見た大谷獲得レース…前提条件は今秋のPO進出
今オフにフリーエージェント(FA)となる米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手。現在は右肘の靭帯に損傷があると分かったため、投打二刀流を中断して打者としての試合出場を続けている。新たな契約に負傷がどう影響するか、さまざまな視点から報道される中、ジャイアンツの地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」は、大谷に球団から提示できる「利点」を2つ紹介している。
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ジャイアンツは現在、ナ・リーグ西地区で2位タイ。首位のドジャースには14.5差をつけられている。フィリーズやカブス、同地区のダイヤモンドバックスと、ワイルドカード枠を争っている状況だ。
記事ではまず、大谷の怪我による争奪戦への影響を「全くない」と結論付けている。仮に獲得に至った場合は「ジャイアンツの最高の打者になるだろうし、2025年にまた投げることができたら最高の投手になるだろう」とした。さらに「バリー・ボンズ以来の最高の人気者になり、オラクルパークを毎晩満員にするだろう」としている。
ジャイアンツが大谷を獲得するには、2つの要素が必要だという。「ジャイアンツが魅力的なチームだと示し、相応のお金を提示しなければならない」。その上で獲得資金については「ある」と断言。問題は「チームに名声があるかどうか」だとした。もしプレーオフ進出を逃せば「ここが彼のキャリアを再スタートさせるべき場所だと大谷を説得することはできない」としている。