「この男とNBA契約を」 3P連発の富永啓生をFIBA特集、外さぬプレーに海外絶賛「カリーのよう」
バスケットボールのワールドカップ(W杯)は2日、沖縄アリーナでの順位決定リーグ(L)で世界ランク36位の日本が80-71で同64位カーボベルデを下し、48年ぶりに自力での五輪出場を決めた。国際バスケットボール連盟(FIBA)による「プレーヤー・オブ・ザ・ゲーム」に選ばれた富永啓生の動画には海外ファンからも称賛の声が続出。「ステフィン・カリーのようだった」「もうこの男とNBA契約を結べ」といったコメントが寄せられている。
3P成功率75%で「プレーヤー・オブ・ザ・ゲーム」に選出
バスケットボールのワールドカップ(W杯)は2日、沖縄アリーナでの順位決定リーグ(L)で世界ランク36位の日本が80-71で同64位カーボベルデを下し、48年ぶりに自力での五輪出場を決めた。国際バスケットボール連盟(FIBA)による「プレーヤー・オブ・ザ・ゲーム」に選ばれた富永啓生の動画には海外ファンからも称賛の声が続出。「ステフィン・カリーのようだった」「もうこの男とNBA契約を結べ」といったコメントが寄せられている。
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吸い込まれるようにボールがネットを揺らし続けた。富永は第1クォーター(Q)、残り1分を切ったところでコートイン。前半は3ポイントシュート4本を含むフィールドゴール6本全てを沈め、16得点を挙げた。第3Qでも止まらず、試合開始からなんと6本連続で3ポイントを成功させ、最終的に8本中6本、成功率75%を叩き出した。
今大会自己最多となる22得点の躍動。FIBA公式も「TCLプレーヤー・オブ・ザ・ゲーム」として、YouTubeで特集動画を公開した。小気味よくシュートを放っていく姿に海外ファンも興奮。「トミナガはヤバい。NBAで見たい」「この男は勝負強い」「シュートはリズムが全て。彼はそれを分かっている」「もうこの男とNBA契約を結べ」「トミナガは彼の憧れであるステフィン・カリーのようだった。外さない」と絶賛のコメントが集まった。
富永は昨季、ネブラスカ大で3ポイントシュートの名手としてブレーク。米メディアからNBAウォリアーズのスター選手、ステフィン・カリーに例えられ「ジャパニーズ・カリー」という異名を与えられた。カリー本人も反応して認めた逸材が、W杯最終戦でその実力を遺憾なく発揮した。
(THE ANSWER編集部)