世界陸上で日本選手に吹いたまさかの逆風 目の当たりにした北口榛花「NOと言える必要性を再確認」
ブダペスト世界陸上の女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花(JAL)が自身のX(旧ツイッター)を更新し、世界陸上で思わぬ出来事があったことを投稿した。
北口はブダペスト世界陸上で金メダルを獲得
ブダペスト世界陸上の女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花(JAL)が自身のX(旧ツイッター)を更新し、世界陸上で思わぬ出来事があったことを投稿した。
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世界陸上では最終投てきで66メートル73を記録し、4位から大逆転。日本女子では全種目を通じて26年ぶり、トラック&フィールド種目初の金メダルを獲得した。
そんな北口は日本時間1日、Xにて「なぜ私だけ無事だったかわからないですが、強くNOと言えることの必要性を再確認しました」と記した。さらに同2日の深夜になって、長文の画像を投稿。ブダペストでの試合前に思わぬ出来事があったそうで、前の投稿の意図を伝えた。
「世界選手権で規定内ピンを使っていたにも関わらず、試合前のチェックでなぜかコントロールに引っかかり、直前でピンを変えさせられ、しかも手でつけられるということが、他の日本人女子選手たちに起きたからです。私は同じピンでしたが、変えられませんでした。オフィシャルでも人間なので違うと思ったらNOとその場で抗議しなくてはならないと感じました」
他の日本人選手がまさかの形で試合前に影響を受けてしまったことを伝えた様子。北口自身は主張して事なきを得たようだが「実際に救済はありませんでしたし、前にチームメイトが槍の着地の2-3メートル前を測られた時も、試合後抗議しても救済はありませんでした」「これから海外で試合することも多いので備忘録として呟きました」と投稿の意図を説明した。
「あまり事実は共有されていないので、今後誰にでも起こる可能性があると思いました」と今後も気を付けるべき事象だったと記した。ファンからは「この事実はもっと知られるべき」「沈黙は金ではない」「NO!と強く言えることも大事」「声をあげることはほんとに必要」などと書き込まれていた。
(THE ANSWER編集部)