未来のオリンピック・パラリンピック選手を発掘 「J-STARプロジェクト」の受付開始を発表
独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)は1日、未来のオリンピック・パラリンピックを目指すタレント発掘事業「ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト(J-STARプロジェクト)」のオリンピック競技の受付を開始したことを発表した。
新たな機能を活用してタレントを発掘
独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)は1日、未来のオリンピック・パラリンピックを目指すタレント発掘事業「ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト(J-STARプロジェクト)」のオリンピック競技の受付を開始したことを発表した。
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JSCが設置するハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)等が実施しているジャパン・ライジング・スター・プロジェクト(J-STARプロジェクト)のオリンピック競技を対象としたプログラムでは、今年度からJSCが開発した“アスリート履歴書ツール”「アスリートパスウェイシステム(APS)」の「スカウト機能」を活用した新たなタレント発掘を開始する。令和5年(2023年)9月1日から10月17日までの期間に「APS」に登録された新体力テストや競技記録(競技歴・大会結果等)等の成長記録データや自己PR動画から、中央競技団体が競技に適性がありそうなタレントをスカウトすることが可能となる。
スカウト対象者は10月17日までにAPSにアスリート登録をしている者のうち、中央競技団体からのスカウトを希望する者。APS利用競技は下記の通りとなっている。
◆夏季競技
ウエイトリフティング、柔道、スケートボード、スポーツクライミング、トライアスロン、ハンドボール、フェンシング、ホッケー、ライフル、ラグビー(7人制)、ローイング
◆冬季競技
スキークロス、スノーボードハーフパイプ、フリースタイルスキーエアリアル、カーリング、スケルトン、ボブスレー、リュージュ等
競技が追加される場合は、Webサイトで随時発表される。
これまでに、J-STARプロジェクト(オリンピック競技)で発掘された選手の中からは、自転車競技で世界選手権へ出場するなど日本代表レベルの選手を輩出。その他、6競技・20名が年代別国際大会でのメダル獲得、年代別・シニア強化指定レベルまで達している。2023年は「みんな可能性のかたまりだ ~スポーツに本気なら世界を目指すルートがある~」をキャッチコピーに、才能発掘を進めている。
(THE ANSWER編集部)