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快進撃のバスケ日本、中国からも称賛と羨望「なぜこんなに強くなった?」「認めないわけには…」

バスケットボールのワールドカップ(W杯)日本・フィリピン・インドネシア共催大会は8月31日、世界ランク36位の日本が順位決定リーグ(L)で同17位のベネズエラに86-77で勝利。48年ぶりの自力での五輪出場へ王手をかけた。日本と五輪出場権を争う中国では「日本男子はパリ五輪出場資格をほぼ手中にした」などと報じられ、同国のファンからも「努力が報われるのは当然」「認めないわけにはいかない」など称賛や羨望の声が上がっている。

バスケW杯、ベネズエラに逆転勝ちした日本【写真:(C)FIBA】
バスケW杯、ベネズエラに逆転勝ちした日本【写真:(C)FIBA】

バスケットボールW杯

 バスケットボールのワールドカップ(W杯)日本・フィリピン・インドネシア共催大会は8月31日、世界ランク36位の日本が順位決定リーグ(L)で同17位のベネズエラに86-77で勝利。48年ぶりの自力での五輪出場へ王手をかけた。日本と五輪出場権を争う中国では「日本男子はパリ五輪出場資格をほぼ手中にした」などと報じられ、同国のファンからも「努力が報われるのは当然」「認めないわけにはいかない」など称賛や羨望の声が上がっている。

 最終Qで一時は最大15点差をつけられながらも、逆転勝利を飾った日本。比江島慎(宇都宮)が立て続けに3ポイントシュートを決め、73-74と1点差に迫った残り1分55秒でもゴール下に切り込んだ馬場雄大からのパスを受け、相手に接触されながらも逆転のショット。アンドワンも決めると、その後にも3ポイントを決めて、格上のベネズエラを破った。

 この劇的勝利は中国でも話題となり、同国のスポーツメディア「ジーボーバ」は「男子バスケ日本代表が第4Qで再び大逆転を果たし、ベネズエラに勝利した」と報道。記事内では「これで日本はアジアチームとして最初に2勝目をあげた」「他のアジアチームでは中国とレバノンがそれぞれ1勝しているだけで、2勝目をあげた日本男子はパリ五輪出場資格をほぼ手中にした」など、日本が前進したことを伝えた。

 今大会は中国も出場しているが、1次リーグは3連敗。順位決定Lでは31日にアンゴラを下してようやく初勝利を挙げた。現時点では自力でのパリ五輪出場権獲得の可能性はないこともあってか、中国のファンからは日本の戦いぶりに対し、さまざまな声が上がっている。

「今回の日本の選手には特徴がある。彼らは対立を恐れず、果敢に動く」
「大げさではなく、日本は最終Qのあの何分間にも第1Qと何も変わらず、全力で突き進んでいた。少しの緩みもなく」
「比江島慎は33歳なのに、最終Qでも3ポイントシュートを決め、フリースローを決めた。フリースローのときにもまったく呼吸は乱れていない。本当に体力がある」
「この日本チームはオリンピックに出場する価値がある。それでこそ公平だ。よその国でも、いいプレーをすれば、努力が報われるのは当然だ」
「認めないわけにはいかない!日本の第4クオーターのシュートは正確だった」
「日本は実力で五輪に行き、中国チームは家に帰って釣りをする」
「日本はどうしてこんなに強くなったんだ?」
「日本には他に八村ってのもいたよね」

 日本は2日のカーボベルデ戦に勝利すればアジア最上位が確定。自力では48年ぶりとなる五輪出場を決めることができる。

(THE ANSWER編集部)


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