ウェーバー行きと報じられたレンフローが3安打4打点

　米大リーグ・エンゼルスは29日（日本時間30日）に、ハンター・レンフロー外野手ら主力選手を放出するためのウェーバーにかけると報じられた。ところがそこからの2日間で、ここに名前の挙がっている選手の活躍が続くという皮肉。SNS上の米ファンからは「冗談だろ」「今になって急に打ち始めるのか」と困惑のコメントが上がっている。

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　報道があった29日（同30日）のフィリーズ戦で、ランダル・グリチック外野手が3安打、さらに本塁打まで放ったのに続き、30日（同31日）の試合ではレンフローが2回2死二塁から左翼に先制2ラン。8回には1死満塁から右翼へ2点適時打を放ち、この試合3安打4打点の大活躍だ。

　エンゼルスは1日（同2日）のトレード期限を前に、あくまで2014年以来のプレーオフ進出を目指すべく若手を放出して選手を集めたものの、直後から7連敗するなど負けが込み、集めたばかりの選手まで、支出圧縮のために放出へ動くという非常事態だ。

　SNS上では“放出組”の活躍に「彼は明日にはいなくなる」「ウェーバーにかけられた選手がみんな打ってるな。何が起きてるんだ」「冗談だろ」「今になって急に打ち始めるのか」「チーム全員を1か月前にウェーバーに掛けるべきだったな」とのコメントが。遅すぎた活躍を嘆く言葉があふれていた。