エンゼルスの“大谷翔平時代”は「突然の終焉を迎えた」 米メディアも驚く「最悪のシナリオ」
米大リーグのエンゼルスは、9年ぶりのプレーオフ進出を目指し8月初めのトレード期限で選手を集めたものの、その後負けが込んだ上に大谷翔平投手が右肘を痛めるという状況に追い込まれている。これを米スポーツ専門局「CBSスポーツ」は「エンゼルスの『大谷翔平時代』は最悪のシナリオで、突然の終焉を迎えた」という記事で紹介。大きな転換点だと捉えている。
トレード期限で選手を集めたものの…大谷の負傷で「突然崩れた」
米大リーグのエンゼルスは、9年ぶりのプレーオフ進出を目指し8月初めのトレード期限で選手を集めたものの、その後負けが込んだ上に大谷翔平投手が右肘を痛めるという状況に追い込まれている。これを米スポーツ専門局「CBSスポーツ」は「エンゼルスの『大谷翔平時代』は最悪のシナリオで、突然の終焉を迎えた」という記事で紹介。大きな転換点だと捉えている。
記事は「エンゼルスは前途洋々なスタートを切り、トレード期限に全てを賭けた。そして8月に大変なことが起きてしまった」と伝えている。
1日(日本時間2日)にトレード期限を迎えた時点で、エンゼルスは選手を集めて2014年以来のプレーオフを目指すという選択をした。ルーカス・ジオリト投手やランダル・グリチック外野手を獲得したものの、その後8月の成績は7勝19敗と急失速。「十中八九、エンゼルスの2023年は悪い形で終わっていた」とする記事は、23日(日本時間24日)に判明した大谷の右肘靭帯損傷というニュースを「総仕上げのようなものだった。全てが突然崩れてしまった」と表現している。
さらに「エンゼルスのここ2か月は壊滅的な時期だった」とも。13試合中10試合に勝利するという勢いでトレード期限を迎えたが、8月は7連敗というスタート。「このシナリオは、大谷の契約最終年に(起こり得る)最悪のタイミングのものになってしまった」と振り返っている。