米野球独立リーグで「審判が異例の退場」 選手の腹にパンチか…米指摘「間違いなく素振りはした」
米大リーグ(MLB)が佳境を迎える米国だが、独立リーグの試合では審判員が退場になるまさかの事態が起きた。米スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「不正行為の告発で選手、審判、カメラの全てがフロンティアリーグの試合から退場」との見出しで驚きの出来事を伝えている。
独立リーグで異例の出来事
米大リーグ(MLB)が佳境を迎える米国だが、独立リーグの試合では審判員が退場になるまさかの事態が起きた。米スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「不正行為の告発で選手、審判、カメラの全てがフロンティアリーグの試合から退場」との見出しで驚きの出来事を伝えている。
現地時間27日に行われた米独立リーグのニューヨーク・ボルダーズ対トリシティ・バリーキャッツの試合。初回に一塁塁審ウォーレン・ニコルソンがベンチ前でボルダーズのタッカー・ネイサンズに退場処分を下した。ボルターズ側もヒートアップする中、ニコルソン塁審は選手と接触。これが原因で、ニコルソン塁審まで退場になったという。
記事では「両者ともに怒りが爆発し、叫び合いの喧嘩になった。事態はエスカレートし、ニコルソンは最終的に選手とフィジカルコンタクトし、退場となった」と紹介。「スタジアムの近くに住んでいる別の審判ルー・デルイズが彼の代わりをした」と代役についても伝えた。
同誌によると、口論の発端は不正行為疑惑にあったようだ。ボルダーズがサインを盗むためにテレビカメラの映像を使用していると、相手のバリーキャッツ監督が主張。球場中堅側に設置されていたテレビカメラが撤去されたが、さらにボルダーズのベンチにあったタブレットまで撤去するようにニコルソン塁審が求めたため、このいざこざが生じたという。
X上には実際の映像も公開されており、「間違いなくそういう素振りをした」とニコルソン塁審がボルダーズの選手の腹にパンチを入れたのではないかとの声も海外ファンからあがっている。
(THE ANSWER編集部)