歴史的勝利のバスケ日本「なんて素晴らしい夜だ」 あす決戦の豪地元局、最大18点差逆転を称賛
バスケットボールのワールドカップ(W杯)日本・フィリピン・インドネシア共催大会は27日、グループリーグ第2戦で世界ランキング36位の日本が同24位のフィンランドに98-88で勝利。17年ぶりのW杯勝利という歴史的1勝を挙げた。最大18点差をはね返して、第4クォーター(Q)に日本が大逆転する展開となったが、同グループのライバル地元局も「日本にとってなんて素晴らしい夜だ」と伝えている。
FIBAバスケットボールW杯2023
バスケットボールのワールドカップ(W杯)日本・フィリピン・インドネシア共催大会は27日、グループリーグ第2戦で世界ランキング36位の日本が同24位のフィンランドに98-88で勝利。17年ぶりのW杯勝利という歴史的1勝を挙げた。最大18点差をはね返して、第4クォーター(Q)に日本が大逆転する展開となったが、同グループのライバル地元局も「日本にとってなんて素晴らしい夜だ」と伝えている。
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ついに歴史が動いた。W杯で過去11戦全敗だった欧州勢の対戦だったが、この日も苦しんだ。第1Qは22-15とリードするも、第2Qで崩れて36-46と逆転されて前半終了。第3Qでも得点差が縮まらないまま、勝負の第4Qへ。ここから日本は河村勇輝、富永啓生が勝負どころで3ポイントを決めれば、この日28得点19リバウンドと大活躍したジョシュ・ホーキンソンも安定したプレーを見せて最終的に98-88と大逆転勝利。フィンランド相手の金星に、選手もファンも歓喜を爆発させた。
歴史的な勝利を受けて、29日のグループステージ第3戦で対戦するオーストラリアの地元局「ESPN」オーストラリア&ニュージーランド専門局は、公式X(旧ツイッター)で「沖縄で日本にとってなんて素晴らしい夜だ」と伝え、「17年かかったが、日本のFIBAワールドカップの枯渇がついに終わりを迎えた。彼らは18点差から逆転しフィンランドを98対88で破り、2006年以来となるワールドカップでの勝利を得た」と続けた。
そして2戦を終えた段階で1勝1敗で並び、グループEの2位につけるオーストラリアと同3位の日本が「明日の夜、第2ラウンドへの進出をかけてオーストラリアと勝者総取りの対決をすることとなる」と伝え、決戦ムードを煽っていた。オーストラリアは世界ランキング3位の強豪。日本は勝てば2次リーグ進出、負ければ17~32位決定戦に回る。
(THE ANSWER編集部)