やり投げ・北口榛花快挙に男泣き 舞台裏話題の日本陸連監督が感慨「高校生から見ているので…」
ブダペスト世界陸上は27日、男子マラソンが行われ、日本選手が出場する全ての種目を終えた。日本陸上競技連盟の山崎一彦監督は大会を総括。女子やり投げ・北口榛花(JAL)の金メダルを獲得で男泣きした動画が話題を呼んでいたが、「我々の今大会の象徴」と新女王を称えた。
ブダペスト世界陸上
ブダペスト世界陸上は27日、男子マラソンが行われ、日本選手が出場する全ての種目を終えた。日本陸上競技連盟の山崎一彦監督は大会を総括。女子やり投げ・北口榛花(JAL)の金メダルを獲得で男泣きした動画が話題を呼んでいたが、「我々の今大会の象徴」と新女王を称えた。
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競技後の舞台裏だった。関係者に拍手で出迎えられた北口は、両手を突き上げて飛び跳ねながら喜びを表現。山崎監督はハグで快挙を祝福し、両肩に手を添えながら男泣き。「やめてください、泣きそうになるので」と話す北口に対し、山崎監督も「嬉しいよ、嬉しい」と涙が止まらなかった。
動画を日本陸連公式X(旧ツイッター)が公開。「山崎一彦監督も感涙」と文面で伝えると、ファンからは「山崎さんの男泣き、良いですね」などと感動を誘っていた。この日はマラソン会場で山崎監督が取材対応。「北口選手は我々の今大会の象徴。私たちの今大会の成功は彼女にあげたい」と称え、目を細めた。
「(強化施策の)ダイヤモンドアスリートになって8年か9年。長い間の活動で強化に繋がった。高校生から見ているので感慨深い。足をつったし、プレッシャーもあったのだと思う。これから孤独感を持つこともあると思うけど、もう一回世界一を目指してほしい」
今大会の日本勢はメダル2人、入賞9人。メダル獲得者は昨年オレゴン大会の4人から減ったが、入賞は4人増えた。山崎監督は「ダイヤモンドリーグに出てる北口、三浦龍司、泉谷駿介がきちんと活躍して、もう少し頑張ろうと思う人に影響を与えている。どうやって世界で戦うかを示してくれた」と振り返った。
(THE ANSWER編集部)