敵地でビジョン破壊→異例のメッセージ送られた大谷翔平にNY紙も驚き「レーザービームで破壊だ」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地メッツ戦に「2番・DH」で先発出場。3打数2安打1打点2四球と4打席で出塁し、盗塁も2つ決めるなど大暴れ。5-3で勝ったチームに貢献した。初回に右翼ポール際にある大型ビジョンを“破壊”する特大ファウルを放ったが、メッツの地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「レーザービームで破壊」と驚きをもって伝え、球場の大型ビジョンで「請求書を送るからね!」と異例のメッセージが送られていたことも報じている。
敵地シティ・フィールドに「請求書を送るからね!」のメッセージ
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地メッツ戦に「2番・DH」で先発出場。3打数2安打1打点2四球と4打席で出塁し、盗塁も2つ決めるなど大暴れ。5-3で勝ったチームに貢献した。初回に右翼ポール際にある大型ビジョンを“破壊”する特大ファウルを放ったが、メッツの地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「レーザービームで破壊」と驚きをもって伝え、球場の大型ビジョンで「請求書を送るからね!」と異例のメッセージが送られていたことも報じている。
大谷は初回の第1打席で右中間を破る二塁打を放ったが、その前にスタンドを沸かせたのは、右翼ポール際への大ファウル。この打球がビジョンに直撃し、その一角は何も表示されず真っ黒になってしまった。その後、シティ・フィールドの大型ビジョンには大谷の顔写真やデータと併せて「請求書を送るからね!」とのメッセージが表示されていた。
同紙の記事では「ショウヘイ・オオタニがレーザービームでシティ・フィールドのビデオボードを破壊する:“あなたに請求書を送る”」というタイトルがつけられており、この場面の一部始終を伝えている。
「ショウヘイ・オオタニは銀行を破壊してしまうほどの大型契約を結ぶ前に、クイーンズにあるシティ・フィールドか、もしくは少なくともその電球を破壊した」と、今オフFAになる大谷の状況を交えてユーモアあふれる言葉が並んだ。
打球の行方については「十分な飛距離であったが、ファウルの領域に吸い込まれていき、補助のビデオボードに激突して跡を残した」「ボールが当たった電球は壊れ、広告のために使用されるスクリーンの1区画がなくなった」と伝えられている。
さらに、直後の二塁打を「彼が二塁に進むと、彼の全てのプレーに驚いた観客たちから大きな歓声が上がった」と球場の熱狂ぶりを伝えた。大谷は次の打席でも三塁打を放ち、第3打席は四球で出塁後に二盗、三盗と成功。9回には連日の申告敬遠で敵地ながら異例の大ブーイングが起きた。右肘靭帯損傷で投手としては今季絶望となる中、打者として大いにニューヨークのファンを沸かせていた。
(THE ANSWER編集部)