400mリレー決勝フレイザープライス失速の原因を公表 ジャマイカ紙「走り始めて30mほどで…」【世界陸上】
ブダペスト世界陸上は26日(日本時間27日)、女子4×100メートルリレー決勝が行われ、ジャマイカは41秒21で銀メダル。41秒03の大会新記録で優勝した米国に及ばず、2大会ぶりの金メダルはならなかった。2走を務めたシェリーアン・フレイザープライスが伸び切れず失速。代表チームはレース中に肉離れを発症したことを明かした。地元メディアはその模様を動画で公開している。
ブダペスト世界陸上
ブダペスト世界陸上は26日(日本時間27日)、女子4×100メートルリレー決勝が行われ、ジャマイカは41秒21で銀メダル。41秒03の大会新記録で優勝した米国に及ばず、2大会ぶりの金メダルはならなかった。2走を務めたシェリーアン・フレイザープライスが伸び切れず失速。代表チームはレース中に肉離れを発症したことを明かした。地元メディアはその模様を動画で公開している。
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最強スプリンターがまさかの形で失速し、金メダルに届かなかった。黄、赤、黒と3色のグラデーションがかかったウィッグで登場したフレイザープライス。米国との先頭争いでバトンを受け、2走のバックストレートを駆けたが、いつものような前半の爆発的加速がなく、米国に越されて3走へのバトンパスとなった。世界陸上10個の金メダルを獲得している最強女王は、よもやの走りとなった。
レース後、ジャマイカ代表公式X(旧ツイッター)は「シェリーアン・フレイザープライスはレース中に肉離れを負った。早期復帰を祈っている」と投稿。部位は明かしていないものの、肉離れを発症していたことを公表した。
また、ジャマイカ紙「ジャマイカ・オブザーバー」公式Xはフレイザープライスの走りを正面から捉えた映像を投稿。走り始めて早々にバランスを崩し、異変が起きたとみられるが、そのまま走り切ったことがうかがえる。投稿では「マミー・ロケットへ向けて祈り! 状況を考えれば輝くべきパフォーマンスだった。NBCの映像はフレイザープライスが走り始めて30メートル程で負傷し、それでも走り続けていることを示している」と称賛した。
投稿によると、フレイザープライスはレース後に会場内の医療エリアに向かったという。
(THE ANSWER編集部)