大谷とメジャー初対戦

　米大リーグ・メッツの千賀滉大投手が25日（日本時間26日）、本拠地エンゼルス戦に先発。7回途中4安打2失点、10奪三振と好投したが、チームが1-3で敗れて7敗目（10勝）を喫した。この試合に「2番・DH」で先発した大谷翔平とメジャー初対戦。23日（同24日）に右肘の靭帯の損傷が明らかになった大谷について、千賀は「野球好きな人全員がショックな出来事」と胸中を語った。

　千賀は大谷とメジャー初対戦。初回と5回の打席は四球、3回の第2打席では強烈な右越え二塁打を打たれた。3回に2点を失うも、それ以外は得点を許さず。切れあるフォークも駆使してエンゼルス打線から10三振を奪い、降板時にはメッツファンの大歓声を浴びた。

　試合後、NYメディア「SNY」が公式X（旧ツイッター）に動画を公開。取材に応じた千賀は「僕だけじゃなくて、野球好きな人全員がショックな出来事だと思うし、これからどうなるか僕も全然知らないんですけど、とにかくいい方向に行ってくれるのがベストだと思う」と大谷に関する胸中を語った。