“FA契約半額論”をNY敏腕記者が一蹴 大谷翔平が「最悪、来季登板しなくても…」731億円超確実
米大リーグで右肘靭帯損傷が判明し、今オフにフリーエージェント(FA)となるエンゼルス・大谷翔平投手の新たな契約について、米紙「ニューヨーク・ポスト」の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏は「ほぼ間違いなく5億ドル(約731億円)を超える契約を結ぶ」とし、大型契約は揺るがないとの見解を示した。さらに、当初の予想の半分まで下落するのではないかという見方も一蹴した。
NYポスト紙ジョン・ヘイマン記者「それでも歴史的な大型契約を結ぶ」
米大リーグで右肘靭帯損傷が判明し、今オフにフリーエージェント(FA)となるエンゼルス・大谷翔平投手の新たな契約について、米紙「ニューヨーク・ポスト」の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏は「ほぼ間違いなく5億ドル(約731億円)を超える契約を結ぶ」とし、大型契約は揺るがないとの見解を示した。さらに、当初の予想の半分まで下落するのではないかという見方も一蹴した。
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同紙の公式YouTubeチャンネルに出演したヘイマン記者は「ショウヘイは歴史的なオオタが契約を結ぶことが予想されていたが、この負傷はどれほどの影響を与えるか」との問いに答えた。「それでも歴史的な大型契約を結ぶだろう。彼がやっていることはアメージングだ」とし、その理由も述べた。
「トミー・ジョン手術を受けて2024年に登板できないという最悪のシナリオでも最近のスーパースターは10年以上の契約を結ぶから、オオタニのメジャーでの最終登板を見たとは思わない。ジャッジは昨年3億6000万ドル(約527億円)でヤンキースと契約した。これがレコードだったが、パドレスとジャイアンツから4億ドル(約585億円)のオファーを受けていたのでバーゲンだったとも言える」
地元ヤンキースで昨オフFAとなったジャッジを比較対象に挙げながら、ヘイマン記者は「オオタニはジャッジと同じくらい優れた打者だ」と断言。「ジャッジは優れた右翼手でもあるが、2024年にトミー・ジョン手術で登板しないことになったとしても、オオタニはいつかまた偉大な投手として復帰するだろう。彼は唯一無二の選手でベーブ・ルースの領域に入る史上最高の選手のひとり。マーケティング面でも特別だ」と指摘した。