大谷翔平は「二刀流じゃないと価値なし」に反対 打者専念でも“ベーブ・ルース級”と米識者力説
米大リーグ・エンゼルスは23日(日本時間24日)、大谷翔平投手が右肘靭帯損傷のため今季残り試合では投手として出場しないことを発表した。来季以降も二刀流として輝きを放てるか不透明になっている中、米識者は打者に専念しても「次のベーブ・ルースになれる」と力説している。
米識者が大谷の未来について持論
米大リーグ・エンゼルスは23日(日本時間24日)、大谷翔平投手が右肘靭帯損傷のため今季残り試合では投手として出場しないことを発表した。来季以降も二刀流として輝きを放てるか不透明になっている中、米識者は打者に専念しても「次のベーブ・ルースになれる」と力説している。
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投手・大谷が今季絶望となる悲報を受けて、「MLBネットワーク」公式YouTubeチャンネルが番組を公開。司会を務めるブライアン・ケニー氏は、ゲストのロブ・パーカー氏に対して「彼はとても特別だったし、今となっては打者としてもアーロン・ジャッジ並みだ。でもUCL(内側側副靱帯)を損傷してしまった。彼はベーブ・ルースより優れていると思っていたよ。でも、彼は来年投げないかもしれない。それは契約において重要なことじゃないか?」と問いかけた。
この質問に対してパーカー氏は「そうだと思うよ」と同意した上で、「でもベーブ・ルースは投球をやめて史上最高の野球選手の1人となった。もしショウヘイが明日投球をやめて一生投げないとしても、いつものように攻撃的にプレーできたら、史上最高の選手になれる。投げずにフルタイム打者として毎日出場したほうが、いいかもしれない」と打者に専念することで、さらなる進化を遂げる可能性を指摘した。
「だから二刀流じゃないと価値がないというのには反対だ」と主張したパーカー氏は、「もし彼がベーブ・ルースのように打撃にだけ集中すれば、次のベーブ・ルースになれる」と力説。今季44本のホームランを放ち本塁打王争いでトップに立つ大谷が、打者としてだけでも歴史的な活躍を見せていることを強調していた。
(THE ANSWER編集部)