「彼が疲れていても責められない」 大谷緊急降板、NY名物記者は同情「エ軍を引っ張ってきたんだ」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地で行われたレッズとのダブルヘッダー第1戦に「2番・投手」で投打同時出場したが、まさかのアクシデントに見舞われた。初回の第1打席で4試合ぶりとなる44号2ランを放ったが、直後の2回のマウンドで緊急降板。疲労が要因とされる点について、ニューヨーク地元紙の名物記者も「彼を責めることはできない」と開幕から投打の中心としてフル稼働の大谷に同情している。
レッズとのWヘッダー第1戦に投打同時出場も2回で緊急降板
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地で行われたレッズとのダブルヘッダー第1戦に「2番・投手」で投打同時出場したが、まさかのアクシデントに見舞われた。初回の第1打席で4試合ぶりとなる44号2ランを放ったが、直後の2回のマウンドで緊急降板。疲労が要因とされる点について、ニューヨーク地元紙の名物記者も「彼を責めることはできない」と開幕から投打の中心としてフル稼働の大谷に同情している。
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初回無死一塁、大谷は初対戦の左腕アボットの初球をかっ飛ばし、115.7マイル(時速約186.2キロ)、442フィート(約134.7メートル)の豪快44号2ラン。自らを援護する先制弾で幸先良いスタートを切った。しかし2回の投球で先頭に四球を出し、1死の後、カウント2-2からの5球目がファウルとなったところで小さく首を振り、トレーナーをマウンドに呼び寄せ、そのまま話し込んだ後に降板した。球団は「腕の疲労」と発表。3回の打席で代打を送られ、試合から退いた。
予期せぬ緊急降板を受けて、米紙「ニューヨーク・ポスト」の名物記者ジョン・ヘイマン氏もX(旧ツイッター)で反応。「オオタニはマウンドで4アウトを奪い、2ランホームランを放ったが、“腕の疲労”で試合から去らなければならなかった。彼が疲れていても責めることはできない。シーズンを通してエンゼルスを引っ張ってきたんだ」と、投打の中心としてフル稼働してきた大谷に同情した。
この投稿に米ファンからは「トラウトが戻ってきたばかりなのに。クレイジーだ」「なんでエンゼルスが彼をローテーションから外さないのか理解できない」「彼がすぐに戻ってくることを願ってるよ」などの声が上がった。大谷を試合途中で欠いたエンゼルスは4-9で敗戦。3連敗で今季最多の借金5となった。
(THE ANSWER編集部)