緊急降板直前に対戦 大谷翔平の“異変”は敵打者も打席で察知「絶好調じゃないと何となく…」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地で行われたレッズとのダブルヘッダー第1戦に「2番・投手」で投打同時出場し、まさかのアクシデントに見舞われた。初回の第1打席で4試合ぶりとなる44号2ラン。シーズン56発ペースとし、メジャーキング単独1位に浮上した。しかし、直後の2回に球速が落ち始めて緊急降板。3回の打席で代打を送られ、試合からも退いた。
レッズとのWヘッダー第1戦に「2番・投手」で出場も…
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地で行われたレッズとのダブルヘッダー第1戦に「2番・投手」で投打同時出場し、まさかのアクシデントに見舞われた。初回の第1打席で4試合ぶりとなる44号2ラン。シーズン56発ペースとし、メジャーキング単独1位に浮上した。しかし、直後の2回に球速が落ち始めて緊急降板。3回の打席で代打を送られ、試合からも退いた。
試合はアンダーソンが緊急登板したものの、味方の拙守も絡んで5回に逆転を許した。4-9で敗れて3連敗。今季最多借金5に膨らんだ。「腕の疲労」と球団から発表されていた大谷について、対戦したレッズからも異変を感じ取っていたという証言があった。
レッズの試合を中継した米オハイオ州地元局「バリー・スポーツ・シンシナティ」の試合後の番組内で、この日3安打を放ったスペンサー・ステア内野手は「正直に言って残念だった。彼は偉大な選手だし、深刻な怪我じゃないことを願うよ。我々は最高の選手と対戦したいし、彼との対戦も楽しみにしていた」と無念の胸中を明かし、大谷の軽症を願った。
この日は2回先頭で大谷と対戦し、四球を選んでいたステア。「彼が絶好調じゃないことはなんとなく分かったから、重症じゃないと良いね」と異変を感じていたという。「一人の野球ファンとして彼を見るのは喜びだから。早期復帰してほしい」と改めて大谷への想いを語った。
(THE ANSWER編集部)