こんなキックオフセレモニー見たことない!? 珍事に米紙困惑「ルールは通じなかった」
海外サッカーのキックオフセレモニーで信じられないような珍事が発生した。少年ファンがセレモニーで蹴りだされたボールをそのままドリブルで持ち込みゴール。一人で歓喜する一部始終が動画で公開されると、米メディアも報道するなど話題を集めている。
仏リーグのキックオフセレモニーで珍事
海外サッカーのキックオフセレモニーで信じられないような珍事が発生した。少年ファンがセレモニーで蹴りだされたボールをそのままドリブルで持ち込みゴール。一人で歓喜する一部始終が動画で公開されると、米メディアも報道するなど話題を集めている。
なんともシュールな映像だった。現地時間26日に行われた、フランスリーグ1部マルセイユ-レンヌの一戦で事件が起きた。試合前のキックオフセレモニー。ファンのキックで試合がスタートするところだが、この日大役を任されたマルセイユサポーターの少年は“貪欲”だった。
テンションが上がってしまったのだろう。少年はセンターサークル付近からドリブルを開始。呆然とするレンヌの選手たちをしり目に一人でドリブルで持ち込む。まるで時間が止まった中で一人だけが動くように、一直線にゴールへ向かう。そしてGKと1-1になると、右足で冷静に流し込み、ゴールネットを揺らしたのだ。
その後はゴールパフォーマンスのおまけつき。ユニホームの上着まで脱ぎ、ぽっちゃりボディーを披露すると、ピッチに両膝で滑り込みゴールをアピール。“俺を見てくれ”とばかりにはしゃぎまわったのだ。
なかなか見られないような珍場面をレポートしているのは、米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門サイト「FOR THE WIN」だ。「若いファンがマルセイユのキックオフを最高のゴールにする」と見出しを付けてクローズアップしている。