ステラ・ウィーバーはリトルリーグ・ワールドシリーズで活躍

　米ペンシルベニア州ウィリアムズポートで行われているリトルリーグ・ワールドシリーズに出場している唯一の女子選手が、エンゼルスの大谷翔平投手ばりの“二刀流”で話題となっている。この大会に米テネシー州ノレンズビルの一員として参加しているステラ・ウィーバーだ。

　ウィーバーは米スポーツ専門局「ESPN」のインタビューで好きな選手を問われると「ショウヘイ・オオタニ」と即答。理由は「二刀流だから」とし「彼はとても背が高いよね。私もチームで一番背が高いの。それと私も投打両方やるから」とした。5フィート8インチ（約172.7センチ）はチーム一の長身だ。

　米メディア「フロントオフィス・スポーツ」はX（旧ツイッター）に、動画でウィーバーの大活躍を紹介している。「今年のリトルリーグ・ワールドシリーズ唯一の女子選手が、最初の打者から奪三振、そして最初の打席ではシングルヒットを放った。彼女はLLWS（リトルリーグ・ワールドシリーズ）史上22人目の女子選手だ」とその快挙をたたえた。

　米ファンからは「なんて素敵な話なんだろう」との反応も上がっている。三つ編みの髪をなびかせての強打と快投へ、さらに注目が集まりそうだ。