平野美宇、連続金星で初V王手 国際連盟サイト「再び衝撃」「新星、まばゆい活躍」
新星が起こした波紋「中国選手を目を覚まさせることになる」
「最後に中国のトップ選手が外国の選手に負けたのはいつでしょうね? おそらく1993年、ヨーテボリで玄静和(韓国)がワールドチャンピオンになった時以来でしょうか。これは中国選手の目を覚まさせることになりますよ」
日本の新星が果たした快挙による波紋は、すさまじいものがありそうだ。
平野を巡っては、14日の準々決勝では世界ランク1位でリオ五輪・金メダルの丁寧(中国)を2セット先取されながら3-2の逆転で撃破。大金星は国際連盟サイトはもちろん、他国でも驚きをもって報じられていた。
シンガポール地元紙「ザ・ストレーツ・タイム」電子版は「2つの衝撃的な結末が起こった。男子と女子のNO1、馬龍と丁寧が韓国のジョン・サンエンと日本人のミウ・ヒラノにベスト32と準々決勝でそれぞれ敗れた」、シンガポール地元紙「ザ・ニューペーパー」電子版も「今大会でショッキングな結果は昨日17歳の誕生日を迎えた日本のティーンネイジャー、ミウ・ヒラノによってもたらされた。小さなダイナモは中国のトップシード、丁寧に対して2セットダウンから逆転勝利を挙げた」と速報していた。
前日に誕生日を迎えたばかりの日本の17歳が、アジアに衝撃を与えた世界1位撃破に続く、連続金星。96年の小山ちれ以来、日本勢21年ぶりのアジアの頂点へ、あと1勝に迫った。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer