世界陸上で衝撃のラスト5m 混合リレー決勝で1位アンカーV目前で転倒→失格 オランダ2種目連続で悲劇
ブダペスト世界陸上は19日(日本時間20日)、混合マイルリレー決勝で先頭を走っていたオランダのアンカーがゴール5メートル手前で転倒。バトンを落としてゴールし、失格となる悲劇が起きた。米国が3分8秒80の世界新記録で優勝。オランダは直前の女子1万メートル決勝で先頭を走っていたシファン・ハッサン(オランダ)がゴール20メートル手前で転倒し、31分53秒35で11位となる大波乱があり、悲劇が相次いだ。
ブダペスト世界陸上
ブダペスト世界陸上は19日(日本時間20日)、混合マイルリレー決勝で先頭を走っていたオランダのアンカーがゴール5メートル手前で転倒。バトンを落としてゴールし、失格となる悲劇が起きた。米国が3分8秒80の世界新記録で優勝。オランダは直前の女子1万メートル決勝で先頭を走っていたシファン・ハッサン(オランダ)がゴール20メートル手前で転倒し、31分53秒35で11位となる大波乱があり、悲劇が相次いだ。
信じられない結末が待っていた。アンカー勝負に突入した混合マイルリレー決勝はオランダの女子選手フェムケ・ボルが先頭で最後の直線へ。しかし、米国のアレクシス・ホームズが猛然と追い上げる。なんとかボルが先頭で逃げ切るかと思われた瞬間、転倒。落としたバトンだけがそのままゴールラインを越え、本人はすぐに立ち上がって3番手でゴールした。倒れた地点はゴールわずか5メートル手前だった。
オランダは失格となり、メダルすら夢と消えた。ゴール直後のボルは頭を抱え、呆然とした様子だった。
(THE ANSWER編集部)