遠藤航と初対面 リバプール名将が言い放った自虐トークに日本人感激「こんなボスと仕事したい」
サッカー日本代表MF遠藤航は現地時間18日、英1部プレミアリーグの名門リバプールへの加入が正式発表された。4シーズンを戦ったドイツのシュツットガルトでは、屈強な海外選手を相手に競り合いで負けず攻守の要として君臨。リバプールでも背番号3が与えられるなど期待の高さが窺えるが、クラブ公式SNSはチームを率いるユルゲン・クロップ監督が遠藤のもとを訪れて英語で会話する動画を公開すると、日本人ファンから「こんなボスと仕事したい」「泣ける」など指揮官の振る舞いに感激する声が上がっている。
新加入の遠藤航がクラブハウスでクロップ監督と談笑
サッカー日本代表MF遠藤航は現地時間18日、英1部プレミアリーグの名門リバプールへの加入が正式発表された。4シーズンを戦ったドイツのシュツットガルトでは、屈強な海外選手を相手に競り合いで負けず攻守の要として君臨。リバプールでも背番号3が与えられるなど期待の高さが窺えるが、クラブ公式SNSはチームを率いるユルゲン・クロップ監督が遠藤のもとを訪れて英語で会話する動画を公開すると、日本人ファンから「こんなボスと仕事したい」「泣ける」など指揮官の振る舞いに感激する声が上がっている。
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クラブハウスのロッカールームで着替えようとしている遠藤の後方から、黒の帽子とTシャツを着た男が近づいていく。振り返って顔を確認した遠藤は、脱ごうとしていたシャツを再び着て襟を正し笑顔を見せる。歩いてきたのは、2015年からリバプールを率いるクロップ監督だ。名将は手を叩いて、遠藤とがっちりと握手しハグをする。「ハッハッハッ」と豪快な笑い声を交えながら、英語で話し始めた。
「私たちはあなたを必要としている」と切り出した指揮官は、身振り手振りを交えながら「あなたの心、足、サッカーの能力、そしてあなたの脳が必要なんだ。望みだ、私たちには必要だ」と、遠藤がいかにチームにとって必要な人材であるかを熱く語りかけた。
そしてリバプールについて「本当にいいチームだ、本当に。準備はできているが……」と語ると、「とても攻撃的なんだ」と言葉をつなぎ、クロップ監督は爆笑。昨シーズン、リーグ3位の75得点を奪いながら失点がやや多く、5位に終わったチームについて自虐的に語ったようだ。
リバプールのクラブ公式X(旧ツイッター)が「ボスとの初対面」とつづり、2人がやり取りする動画を投稿すると、日本のファンからはクロップ監督の振る舞いに感激する声が殺到した。
「もう最高上司やん」
「モチベーション爆上がりだよね」
「こんなん言われたら、奮い立たないわけが無いよな」
「選手冥利に尽きるってやつなのかな」
「これだけで泣ける」
「良いシーンだわ」
「一生ついていきたくなっちゃうよね」
「こんなボスと仕事したい」
「クロップ日本人大好き説」
「勝手に遠藤の気持ち想像して泣きそうになった、熱すぎる」
クロップ監督はドルトムント時代に、若き日の元日本代表MF香川真司(セレッソ大阪)を指導し、ブンデスリーガ連覇を達成。リバプールでも2020年から日本代表MF南野拓実(モナコ)を指導しており、日本のファンにも馴染みの深い指揮官だ。選手からも慕われる名将の下、遠藤は30歳で新たな挑戦をスタートさせる。
(THE ANSWER編集部)