43号大谷翔平に褒められたドラ1新人を米記者も称賛 直前で8球粘り「大谷のために塁を埋めた」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が18日(日本時間19日)、本拠地レイズ戦に「2番・DH」で先発出場。1-1で迎えた2回二死満塁の第2打席で、今季43号の満塁ホームランを叩き込んだ。レイズ先発のラミレスが投じた一球を強振して右翼席に運び、16日(同17日)のレンジャーズ戦で放った42号ソロに続く2試合連続弾となった。この一撃に地元紙記者は、直前でフルカウントから四球を選んだこの日がMLBデビューの1番打者を称えた。
シャヌエル内野手が「1番・一塁」でMLBデビュー
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が18日(日本時間19日)、本拠地レイズ戦に「2番・DH」で先発出場。1-1で迎えた2回二死満塁の第2打席で、今季43号の満塁ホームランを叩き込んだ。レイズ先発のラミレスが投じた一球を強振して右翼席に運び、16日(同17日)のレンジャーズ戦で放った42号ソロに続く2試合連続弾となった。この一撃に地元紙記者は、直前でフルカウントから四球を選んだこの日がMLBデビューの1番打者を称えた。
完璧な一撃だった。1-1で迎えた2回の第2打席。レイズ先発のラミレスが1-0から投じた2球目のカットボールを捉えた。鋭い当たりは右翼席に突き刺さり、本拠地のファンが大熱狂。大谷も一塁を回りながら左手の人差し指を上げ、会心の満塁弾を噛み締めるようにダイヤモンドを回った。
豪快な一撃を受けて、米カリフォルニア州地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」のエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者は自身のX(旧ツイッター)で、「ノーラン・シャヌエルの打席での自制心とコンタクトスキルは彼の最大の持ち味の一つ。メジャー2打席目では2ストライクから何球かファウルにし、8球目で四球を選び、ショウヘイ・オオタニのために塁を埋めた」と、大谷の1人前で四球を選んだシャヌエル内野手の冷静さを称賛した。
ホームイン後の大谷に、ヘルメットを両手でポンと叩かれて褒められたシャヌエルは今夏のドラフト1巡目(全体11位)でプロ入りした逸材で、この日が昇格後「1番・一塁」で初スタメン。初回の第1打席は空振り三振に終わっていたが、2死二、三塁で迎えた場面でフルカウントから2球ファウルで粘った末に8球目で四球を選び、結果的に大谷の43号満塁弾を見事に“アシスト”した。
(THE ANSWER編集部)