レンジャーズ戦で42号

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は16日（日本時間17日）、敵地レンジャーズ戦に「2番・DH」で出場。初回の第1打席で打球速度109.1マイル（約175.58キロ）、飛距離437フィート（約133.2メートル）の42号ソロ弾を放った。ヘルメットを飛ばして叩き込んだ一発に注目が集まる中、その後も2本の内野安打を重ねて4打数3安打1打点の活躍で、チームも2-0の勝利。試合後、被弾した敵投手は「投げたいところに投げられたと思ったんだけど、彼は別格の選手だ」などと話し、脱帽している。

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　いきなりだった。初回、右腕グレイ投手の2球目を捉えた。ストライクゾーンから高めに外れた一球を激しく叩き返した打球はセンター方向へグングン伸びると、そのままフェンスを越えた。スイングした瞬間にヘルメットが脱げる衝撃弾。大谷は“ノーヘル”で髪をかき上げながらダイヤモンドを一周するという珍しい光景も見られた。

　初回にいきなり被弾した先発右腕ジョン・グレイ投手は米テキサス州地元局「バリー・スポーツ・サウスウェスト」の試合後の番組内で「試合を振り返って」と聞かれると、「我々は今日良い試合をしたと思う。ただ唯一オオタニへの一球は……投げたいところに投げられたと思ったんだけど、彼は別格の選手だ」と話し、大谷の打撃に脱帽していた。