開幕戦でチーム第1号

　海外サッカー、スペイン1部リーガ・エスパニョーラは現地12日に開幕し、レアル・ソシエダの久保建英はホームのジローナ戦で開始5分にチーム第1号となる今季初ゴールを決めた。昨季に続く2年連続の開幕弾にスタジアムは大盛り上がり。クラブ公式SNSは久保のゴールに沸くスタンドのサポーターの様子を動画で公開。日本人ファンから「こういう反応が1番たまらん」「いい雰囲気」といった声が上がっている。

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　久保のゴールで一気にヒートアップした。前半5分、左クロスに走り込んだ中央のFWフェルナンデスには合わなかったが、DF2人を引き連れる形となったことで右から走り込んだ久保はフリー。クロスボールに左足を合わせると、GKの逆を突く形でゴール左隅に流し込んだ。チャンスの場面で前のめりになっていたサポーターは、ゴールの瞬間に感情が爆発。中でもFWオヤルサバルの背番号10をつけたユニホームの男性は大興奮で拳を突き上げた。サポーターは隣同士で肩を組みながらその場で飛び跳ね、チャントを歌い上げた。

　レアル・ソシエダの公式X（旧ツイッター）はスペイン語アカウントだけでなく、英語、日本語のアカウントでピッチとスタンドの映像を並べて公開。サポーターが喜び合う姿に、日本人ファンからはそれぞれのアカウントに「こういう反応が1番たまらん」「いい雰囲気」「神の子タケ」「ソシエダのサポも熱いよな」「この場に行きたい」といった興奮気味の反響が寄せられている。

　レアル・ソシエダは久保の先制点がありながらも後半に追いつかれて1-1で引き分け。次節、現地19日のホーム、セルタ戦で今季リーグ戦初勝利を目指す。