「日本女子サッカーが我々に与えた啓示」 グループL敗退の中国紙が“快進撃の3つの理由”分析
「中国女子サッカーはすでに遅れをとってしまった」
また日本に設立された「WEリーグ」についても記載。昇格、降格制度のほか、海外選手の受け入れ、下部リーグの存在などを伝えた。「これと比べると、中国国内の女子サッカーリーグは3つのレベルしかなく、チームもわずか48にすぎない。規模からみても、大衆の参加の程度からみても、日本の女子サッカーリーグには遠く及ばない」としている。大学、高校はもちろん、U-15など各年代で細かく分かれていることも長所という、
「こうした試合は基本的に全ての年齢層を対象にしていて、プロの試合体系のほかに、若者や学生にも試合の場が提供されている。中でも、大学女子サッカー選手権、高校女子サッカー選手権はすでに第31回まで開催され、長い歴史がある」
「様々な措置はいずれもサッカーを知らない、よりたくさんの女の子にサッカーを見てもらい、サッカーに触れてもらい、サッカーを好きになってもらうための措置である」
こう伝えた記事では、「現在、中国サッカー協会もまた、より多くの宣伝普及活動を行い、青少年の選抜や指導を行うようになってきた」「中国女子サッカーはすでに遅れをとってしまったが、正しい方向に前進すれば、まだまだ未来を期待することは可能だ」と結んだ。今大会グループDの中国は1勝2敗の2位で敗退していた。
(THE ANSWER編集部)