「なんて偶然だ」 松山英樹“奇跡の一打”にPGA再脚光、まさかの着弾場所に米驚嘆「ほぼ不可能」
米男子ゴルフのプレーオフ(PO)シリーズ第1戦、フェデックス・セントジュード招待は現地10日に米テネシー州メンフィスのTPCサウスウィンドで開幕。フェデックスポイントランキング57位で出場している松山英樹(LEXUS)は、まずは同50位以内が進出できる第2戦「BMW選手権」の出場権獲得を目指す。PGA公式は2年前のシリーズ初戦で松山が放った“消えるボール”に再脚光。奇跡の一打とも呼ばれたシーンの動画を公開すると、米ファンから「とんでもないな」「孫に伝えられる話」といった反響が寄せられている。
米男子ツアーPOシリーズ第1戦「フェデックス・セントジュード選手権」が開幕
米男子ゴルフのプレーオフ(PO)シリーズ第1戦、フェデックス・セントジュード選手権は現地10日に米テネシー州メンフィスのTPCサウスウィンドで開幕。フェデックスポイントランキング57位で出場している松山英樹(LEXUS)は、まずは同50位以内が進出できる第2戦「BMW選手権」の出場権獲得を目指す。PGA公式は2年前のシリーズ初戦で松山が放った“消えるボール”に再脚光。奇跡の一打とも呼ばれたシーンの動画を公開すると、米ファンから「とんでもないな」「孫に伝えられる話」といった反響が寄せられている。
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まさかの珍事だった。当時のプレーオフシリーズ初戦、ザ・ノーザン・トラスト2日目、10番パー4のティーショットは右に曲がり、ボールはカート道に着弾して大きく弾んだ。ギャラリーの一角に飛び込んだように見えたが、ボールが消えた。その付近にいたのは、固まって立ち尽くす中年の男性。なんと、このギャラリーのシャツにボールが入ってしまった様子だ。
男性は大会関係者に事情を説明している間も、シャツにボールが入ったままとあって体は硬直したまま。すぐに松山がやってきて「You?」と笑顔で声をかけた。すると、ギャラリーも大爆笑。その後、男性がシャツをめくると、ボールがポトリと落ち、周囲から歓声が沸き起こった。結局、罰打にはならず、松山はボールにサインをして、その男性にプレゼント。プレーは再開され、このホールをなんとかボギーでしのいだ。
当時も大きな話題を集めた“奇跡の一打”。PGA公式X(旧ツイッター)は「なんて偶然だ?!? フェデックス・セントジュード選手権でヒデキ・マツヤマの打球が、どういうわけかファンのシャツの中に入った」(※編集部注:当時のPO初戦の大会名は「ザ・ノーザン・トラスト)とつづって動画を公開。米ファンからは「ワイルドだ」「ほぼ不可能だ!」「孫に伝えられる話だね」「とんでもないな!」「今まで見てきた中で一番好きな瞬間」といった反響が寄せられている。
松山は初日、ヘイデン・バックリー、ブランドン・ウー(ともに米国)とラウンド。ポイントランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)、同2位スコッティ・シェフラー(米国)、同3位で昨季年間王者ロリー・マキロイ(英国)も出場する。
(THE ANSWER編集部)