フェンス直撃のはずが… 吉田正尚も困惑、打球が“消えた”珍事に米メディア「ハマった」と驚き
米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手は、9日(日本時間10日)の本拠地ロイヤルズ戦に「2番・左翼」で先発出場したが、2回の守備でまさかの珍事に遭遇。米メディアも「今までで一度もないだろう」と驚きを示している。
フェンス直撃のはずのボールは…
米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手は、9日(日本時間10日)の本拠地ロイヤルズ戦に「2番・左翼」で先発出場したが、2回の守備でまさかの珍事に遭遇。米メディアも「今までで一度もないだろう」と驚きを示している。
場内も騒然となった。2回2死一塁からロイヤルズの9番イスベルが放った左翼への鋭い打球は、後方に下がりながらジャンプした吉田のグラブの先を抜ける。左翼の名物グリーンモンスターに体を預けながら着地した吉田は、ボールがフェンスにはね返ったと思い前方のグラウンド上を探すが、ボールはどこにもなく困惑した仕草を見せていた。
打球はフェンスに設置されているボールカウントのランプを直撃。アウトカウントを示すランプが割れ、そのまま内部へ。打者はグラウンドルールにより二塁打となった。
この珍事に米メディアも反応。米マサチューセッツ州地元局「ニューイングランド・スポーツ・ネットワーク」は公式X(旧ツイッター)に、ボールが消えた瞬間のスロー映像とともに「えっと、これは今まで見たことのないものだ」と投稿。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門アカウントも、「フェンウェイでスコアボードのライトにボールがハマったことは今までで一度もないだろうね」と伝えた。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家のロブ・フリードマン氏も、自身のXに「フェンウェイでボールがライトの中にハマった。何もかも見てきたと思った時に……」とつづり、驚きを示していた。
(THE ANSWER編集部)