なでしこJとの対戦逃した米国 W杯4試合で衝撃の「被枠内シュート2本」も…歴代ワーストの屈辱
サッカーのFIFA女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会は8日、決勝トーナメント1回戦最後の2試合が行われ、8強が出揃った。日本女子代表(なでしこジャパン)は5日にノルウェーに3-1で勝利。2大会ぶりの8強入りを決めた。3連覇を狙った米国は、スウェーデンと120分間でも0-0と勝負がつかず、PK戦の末に敗退。同国代表史上ワーストの成績となったが、ピッチ上では女王らしいサッカーを展開し、4試合で浴びた枠内シュート数はわずか2本だった。
女子W杯8強出そろう
サッカーのFIFA女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会は8日、決勝トーナメント1回戦最後の2試合が行われ、8強が出揃った。日本女子代表(なでしこジャパン)は5日にノルウェーに3-1で勝利。2大会ぶりの8強入りを決めた。3連覇を狙った米国は、スウェーデンと120分間でも0-0と勝負がつかず、PK戦の末に敗退。同国代表史上ワーストの成績となったが、ピッチ上では女王らしいサッカーを展開し、4試合で浴びた枠内シュート数はわずか2本だった。
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米国はスウェーデン戦で21本のシュートを放ち、そのうち枠内に12本を飛ばす猛攻を見せる。ペナルティーエリア内外から終始攻め立てるものの、最後までゴールをこじ開けられなかった。その一方でスウェーデンに放たれたシュートは8本で、枠内に飛んだのは1本のみ。それでも、最後はPK戦でゴールラインテクノロジー(GLT)が示した“スウェーデンの1ミリ”により、なでしこジャパンが待つ準々決勝には進めなかった。
米スポーツ専門局「FOXスポーツ」によると、今大会で米国が浴びた枠内シュート数はたったの2本のみ。スウェーデン戦の1本と1次リーグのオランダ戦での失点シーンだけで、4試合を消化しながら参加32か国中最小だった。失点数も日本らと並ぶ1。GKのセーブ数も3といずれも最少だ。その一方で、シュート数74はスペインの83に次ぐ2位、枠内シュート数31も日本とスペインの33に次ぐ2位につけるも、ゴール数は4と攻撃陣が機能しなかった。
W杯4度の優勝を誇る米国にとって、ベスト16での敗退は史上最低の成績。日本は11日の準々決勝で、“絶対女王”を破ったスウェーデンと対戦する。
(THE ANSWER編集部)