ジャッジ推しNY記者も“白旗” 大谷翔平のMVPは「1か月前」に決着と断言「唯一の議論は…」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季も二刀流で躍動している。打ってはメジャートップの40本塁打に加え83打点16盗塁。投げては9勝5敗で防御率3.32、メジャートップの被打率.186をマークしている。またもや歴史的なシーズンを過ごしているが、昨シーズン、アーロン・ジャッジ外野手のMVPを強気に主張し続けたヤンキースの地元ニューヨーク紙の名物記者は、大谷のMVP受賞は「1か月前に決着している」と断言している。
二刀流での躍動で“降参”
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季も二刀流で躍動している。打ってはメジャートップの40本塁打に加え83打点16盗塁。投げては9勝5敗で防御率3.32、メジャートップの被打率.186をマークしている。またもや歴史的なシーズンを過ごしているが、昨シーズン、アーロン・ジャッジ外野手のMVPを強気に主張し続けたヤンキースの地元ニューヨーク紙の名物記者は、大谷のMVP受賞は「1か月前に決着している」と断言している。
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今季の大谷は6月に15本塁打と大爆発。3年連続でオールスターに選出されると、7月も調子を維持し9本塁打を放つなど2か月連続で月間MVPを受賞した。圧巻は7月27日(日本時間28日)のタイガースとのダブルヘッダー。第1戦で先発登板し、1安打無失点でMLBで初の完投勝利を収めると、第2戦では2本塁打を放つ驚異的なパフォーマンスを披露していた。
MLB公式X(旧ツイッター)は8日(同9日)に、両リーグのMVPランキングを発表。専門家の投票によるもので、ア・リーグでは大谷が1位で、2位カイル・タッカー(アストロズ)、3位アドリス・ガルシア(レンジャーズ)、4位マーカス・セミエン(レンジャーズ)、5位ルイス・ロバートJr.(ホワイトソックス)とランク付けられていた。
これに米紙「ニューヨーク・ポスト」の名物記者ジョン・ヘイマン氏が反応。自身のXで投稿を引用し、「これら全ての選手たちはファンタスティックだ。しかしア・リーグのMVP“争い”は1か月前に決着している」とし、「唯一の議論は、オオタニか、もしくはベーブ・ルースのどちらが史上最高の選手かというものだ」と大谷の別次元ぶりを強調していた。
ヘイマン記者は昨季、MVPレースで大谷派とジャッジ派で論争になった際に「MVP投票は大勝で決まるだろう」とジャッジMVPを断言。「オレンジ郡(エンゼルスのホームタウン)に住む数人以外は誰もが知っていることだ」とロサンゼルスにいる“大谷派”の記者たちに言い放っていた。ジャッジ推しのNY記者も、大谷には脱帽するしかないようだ。
(THE ANSWER編集部)