ジャイアンツ戦で目撃

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は8日（日本時間9日）、本拠地ジャイアンツ戦に「2番・DH」で出場する。前日の同カードでは4打数2安打もチームは3-8の逆転負けを喫した。今季終了後にフリーエージェント（FA）となるため去就に注目が集まっているが、敵地の地元メディアは客席から大谷をジャイアンツに勧誘した少年ファンに注目。可愛い方法でメッセージを送る画像を公開し、「球団を手助けした」と伝えている。

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　大谷人気は絶大だ。7日（同8日）の同カード。米カリフォルニア州地元局「NBCスポーツ・ベイエリア」の中継は大谷の初回第1打席、客席でオレンジの帽子とシャツを着た少年ファンを捉えた。注目は掲げたボード。英語で「ヘイ、ショウヘイ・オオタニ！　17番はオレンジ＆ブラックに似合っているよ。ゴー・ジャイアンツ！！」と書かれていた。

　同局公式X（旧ツイッター）は実際の画像を公開し、公式サイトでも「少年ジャイアンツファンが可愛いサインでオオタニをリクルートした」との見出しで記事を掲載し注目。記事では「ジャイアンツのファンが球団史上最も重要な可能性もある採用活動において、有利なスタートが切れるように球団を助けた」と説明していた。

　試合はエンゼルスが3-2とリードするも、9回に守護神カルロス・エステベス投手が大炎上。4点を許して降板すると、続いたアーロン・ループ投手も2点を許し、3-8の逆転負けを喫した。