エンゼルスの9回の悪夢、1点リードも救援陣6失点で7連敗 米記者衝撃「聖書のようなメルトダウン」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)の本拠地ジャイアンツ戦に「2番・DH」で出場。規格外の「センター前二塁打」を含む4打数2安打の活躍があったものの、チームは大詰め9回に救援陣総崩れでまさかの6失点で逆転を許して3-8で敗れ、ドロ沼の7連敗。ツイッター上の米記者は「エンゼルスはハリケーンの中だ」「聖書のようなメルトダウン」などとつづり、悲惨なチーム状態を揶揄している。
本拠地ジャイアンツ戦でまさかの逆転負け
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)の本拠地ジャイアンツ戦に「2番・DH」で出場。規格外の「センター前二塁打」を含む4打数2安打の活躍があったものの、チームは大詰め9回に救援陣総崩れでまさかの6失点で逆転を許して3-8で敗れ、ドロ沼の7連敗。ツイッター上の米記者は「エンゼルスはハリケーンの中だ」「聖書のようなメルトダウン」などとつづり、悲惨なチーム状態を揶揄している。
スタンドのファンも呆然だった。3-2と1点リードで迎えた9回、満を持してエステベスがマウンドに上がり、連敗ストップの期待がスタジアム内に充満した。しかし、4番フローレスに安打を許し、5番デービスに四球を与えて無死一、二塁のピンチに。続く6番ベイリーの当たりは左翼線にふらふらと上がったが左翼手グリチェクが取れずに2点を失って逆転された。その後もエステベスは2点を失い、代わった左腕ループも2失点。まさかの6失点を喫し、事実上、試合は終戦となった。
ツイッター上の米記者からもショックがうかがえるようなコメントが続出。米ポッドキャストのエンゼルス情報番組「トーキン・ヘイローズ」でホストを務めるジャレッド・ティムズ氏は「雨が降る時はいつも土砂降り……今のエンゼルスはハリケーンの中だ」とつづり、米スポーツ専門局「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者は「エンゼルスにとって物事はうまくいっていない。やれやれ」と投稿した。
9回の6失点を受けたAP通信のエンゼルス番グレッグ・ビーチャム記者は「9回にエンゼルスが聖書のようなメルトダウン」と衝撃ワードを記し、米スポーツベッティングサイト「ドラフトキングス」などで活動するジャレッド・カラビス記者からは「あなたがエンゼルスなら、残りシーズンを降参せざるを得ない。ただただ残酷だ」ともはや“白旗”ともとれる発言も飛び出している。
(THE ANSWER編集部)