亀田興毅主催「3150FIGHT」が異例の全国展開 9.3岡山開催、元日本王者・和気慎吾が地元凱旋へ
元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏がプロモートするボクシングイベント「3150FIGHT」が全国行脚を開始する。第1弾として、9月3日に岡山・コンベックス岡山で「3150FIGHT SURVIVAL vol.8」を開催。メインイベントのスーパーバンタム級8回戦では、地元出身の和気慎吾(FLARE山上)がWBO世界同級13位ホセ・ベラスケス(チリ)と対戦する。8月7日、亀田プロモーションが興行カードを発表した。興行はABEMAにて全試合無料生中継される。
3150FIGHTを地方開催
元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏がプロモートするボクシングイベント「3150FIGHT」が全国行脚を開始する。第1弾として、9月3日に岡山・コンベックス岡山で「3150FIGHT SURVIVAL vol.8」を開催。メインイベントのスーパーバンタム級8回戦では、地元出身の和気慎吾(FLARE山上)がWBO世界同級13位ホセ・ベラスケス(チリ)と対戦する。8月7日、亀田プロモーションが興行カードを発表した。興行はABEMAにて全試合無料生中継される。
リーゼントヘアーを売りにプロデビューした和気は日本、東洋太平洋の同級王座を獲得後、2016年に世界戦も経験した36歳。2022年10月には試合中に右肩を脱臼してTKO負けを喫したが、「3150FIGHT」初登場となった23年7月の復帰戦で2回KO勝利を果たした。
相手のベラスケスは前WBA&IBF世界同級王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)にも挑戦経験のある実力者。プロでKO負けがないタフネスが武器だ。和気は再び世界戦線に浮上するためにも、世界ランカー撃破で地元・岡山を盛り上げたいところだ。
アンダーカードにも岡山出身選手が多く出場する。スーパーフライ級8回戦では、日本同級11位・神崎靖浩(倉敷守安)が同級8位・岩崎圭佑(オール)と日本ランカー同士の対決。ライトフライ級6回戦の岡田真虎(JBスポーツ)とアマチュアボクシング出身の岡朱里(KWORLD3)もともに岡山出身だ。
「3150FIGHT」は「最高のボクシングを再興させる」とコンセプトを掲げ、2021年12月にスタート。第1回は大阪で始まり、立ち上げから約1年半で計15回開催した。今年4月には東京へ初進出。その後はボクシングの“聖地”後楽園ホールでも行った。今までなかった照明やVTRの演出を取り入れ、著名な歌手のライブパフォーマンスも実施。斬新な発想とアイデアを盛り込んできた。
異例の全国展開へ、9月3日のその他カードは以下の通り。追加カードは追って発表される。
▽スーパーフェザー級6回戦
室田拡夢(進光)
VS
船橋真道(KWORLD3)
▽ヘビー級4回戦
クォン・サンタナ(韓国)
VS
高山秀峰(スパイダー根本)
▽ライト級4回戦
木津西恵斗(オール)
VS
樋口絹真(北島)
(THE ANSWER編集部)