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6連敗エンゼルス、大谷翔平残留&大量補強の球団戦略にNY紙疑問「望んだのとは反対方向へ…」

米大リーグ・エンゼルスは6日(日本時間7日)、本拠地マリナーズ戦に2-3で敗れ、同一カード4連敗を喫した。トレード期限から泥沼の6連敗。米ニューヨーク地元紙は、今季終了後にフリーエージェント(FA)となる大谷翔平投手を残留させ、大量補強に出たエンゼルスのトレード戦略に「不安感が募るばかり」と疑問を呈している。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

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 米大リーグ・エンゼルスは6日(日本時間7日)、本拠地マリナーズ戦に2-3で敗れ、同一カード4連敗を喫した。トレード期限から泥沼の6連敗。米ニューヨーク地元紙は、今季終了後にフリーエージェント(FA)となる大谷翔平投手を残留させ、大量補強に出たエンゼルスのトレード戦略に「不安感が募るばかり」と疑問を呈している。

 1日(同2日)のトレード期限までに、積極補強に出たエンゼルス。ルーカス・ジオリト投手、レイナルド・ロペス投手、ランダル・グリチェク外野手ら主力級のベテランを次々に獲得したが、それ以降6連敗と結果が出ていない。米ニューヨーク地元紙「ニューヨーク・ポスト」は、「エンゼルスのプレーオフ進出のためのトレード期限での努力は悲惨なスタートを切っている」との見出しで、そんなエンゼルスに注目した。

 記事では、「エンゼルスは今季に全力を尽くすとトレード期限で決断したが、それ以降、物事は望んだのとは反対方向へ進んでいる」と現状を指摘。6連敗によりワイルドカード圏内3位のブルージェイズと7ゲーム差を付けられた事を紹介し、「皮肉にも、エンゼルスはトレード期限前の7月31日から勝利がない」と積極補強が功を奏していないと主張した。

 6日の敗戦後、エンゼルスのプレーオフ進出確率は、米データ会社である「ファングラフス」で3.3%、「ベースボール・リファレンス」で3.4%に設定されている。記事では、「エンゼルスにとって次のジャイアンツとの連戦は今季まだ巻き返せるチャンスがあるかを見極めるものとなるが、今季に全力を投じるという彼らの決断には、不安感が募るばかりだ」としていた。

(THE ANSWER編集部)


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