全仏OP混合ダブルスVの加藤未唯とマネジメント契約

　株式会社サニーサイドアップグループのコア事業を担う株式会社サニーサイドアップは8日、全仏オープン混合ダブルスを制した加藤未唯（ザイマックス）と7日からマネジメント契約を締結したことを発表した。選手活動のサポート、様々な社会活動にともに取り組んでいく。

　28歳の加藤は2013年にプロ転向。国内外で様々なタイトルを獲得し、四大大会の17年全豪オープン女子ダブルスでは、日本人ペアで大会初のベスト4に入り、同年全仏オープンではシングルス本戦に出場した。同年9月のジャパンウィメンズオープンは予選から勝ち上がり、シングルス準優勝。18年には日本で開催された東レパンパシフィックオープンで日本人ペア初の優勝を達成した。

　22年は全ての四大大会にダブルスで出場。23年6月の全仏オープン女子ダブルスでは厳しいペナルティで失格に。騒動を乗り越え、混合ダブルスではグランドスラム初優勝を成し遂げた。来年パリ五輪出場など、世界でのより一層の活躍を目指していく。

　発表を通じ、加藤は以下のコメントを寄せた。

「この度、サニーサイドアップとマネジメント契約をさせていただくことになりました。全仏オープンの優勝を期に、『初めてテニスを見て興味を持ちました!』『テニスは知らなかったけど応援します！』といった応援コメントをいただくことが増え、ありがたいことに反響の大きさに今でもびっくりしています。

　これからも選手活動や様々な社会活動を通じて、たくさんの人たちに元気やスポーツの楽しさを伝えていきたいと考える中で、プロフェッショナルで心強いチームと仲間になれたことを嬉しく思います。私はプレーをする上で『まずたのしむこと』をモットーにしており、サニーサイドアップとパートナーになったことで、たくさんの“たのしいさわぎ”をおこしていきます」

■加藤未唯（かとう・みゆ）

　1994年11月12日生まれ。京都・京都市出身。ザイマックス所属。身長156センチ、体重51キロ。右利き（両手打バックハンド）