藤浪晋太郎、自己最速165km&2K完璧救援に指揮官大絶賛「ファンタスティックで圧倒的だった」
米大リーグ・オリオールズの藤浪晋太郎投手は6日(日本時間7日)の本拠地メッツ戦の4番手として登板し、打者3人に9球で2奪三振のパーフェクトリリーフ。165キロの剛速球も披露し、チームの2-0勝利に貢献した。オリオールズの指揮官は「ファンタスティックで圧倒的だった」と最大級の賛辞を送った。
本拠地メッツ戦の8回に4番手として登板
米大リーグ・オリオールズの藤浪晋太郎投手は6日(日本時間7日)の本拠地メッツ戦の4番手として登板し、打者3人に9球で2奪三振のパーフェクトリリーフ。165キロの剛速球も披露し、チームの2-0勝利に貢献した。オリオールズの指揮官は「ファンタスティックで圧倒的だった」と最大級の賛辞を送った。
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圧巻の投球だった。2点リードで迎えた8回、4番手としてマウンドに立った藤浪は3番アロンゾの初球でいきなり100マイル(約161キロ)の速球で投げ込むと、カットボール2球で3球三振。続く4番DJスチュワートには全て100マイル以上の速球で勝負し、3球目には自己最速102.6マイル(約165キロ)の速球で空振り三振を奪った。5番ナルバエスも速球で追い込むと、3球目の102.3マイル(約164.6キロ)の速球で遊飛に仕留めた。
相手に反撃の隙を与えず、9回の守護神バティスタにつなぐ完璧な内容。米メリーランド州地元局「MASN」は、オリオールズのブランドン・ハイド監督の試合後の談話を紹介した。ブルペン陣の好投について問われると「ペレスが満塁のピンチを切り抜け、コールも素晴らしかった。フジは見事だった。ここまで見てきた中で最高だった。ファンタスティックで圧倒的だった。それをフィリックスが締めた」とベタ褒めした。
さらに、2つの押し出しを含む3四死球の大乱調だった2日(同3日)のブルージェイズ戦からの“変化”について、指揮官は「素晴らしい立ち直りだ。全9球がストライク。最速103マイルで95マイルのスプリットも混ぜられる。ここ2試合では良いイニングと荒れるイニングがあった。トロントでは制球に苦しんだが、再び登板の意欲を示してくれたことを誇りに思う」とたたえていた。
(THE ANSWER編集部)