原英莉花、手術から復帰初戦ボーダーギリギリで予選通過 「体は十分戦える」も飛距離に課題
女子ゴルフの国内ツアー・北海道meijiカップは5日、札幌国際CC島松C(6593ヤード、パー72)で2日目が行われた。49位から出た原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は2バーディー、1ボギーの71で回り、通算2アンダー。44位で予選通過した。5月に腰のヘルニア摘出手術を受け、約3か月ぶりのツアー復帰戦で最終日まで戦うことになった。
国内ツアー・北海道meijiカップ2日目
女子ゴルフの国内ツアー・北海道meijiカップは5日、札幌国際CC島松C(6593ヤード、パー72)で2日目が行われた。49位から出た原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は2バーディー、1ボギーの71で回り、通算2アンダー。44位で予選通過した。5月に腰のヘルニア摘出手術を受け、約3か月ぶりのツアー復帰戦で最終日まで戦うことになった。
インスタートの原は前半パープレーが続き、スコアを伸ばせず。4番パー4では5メートルのパーパットを外して後退した。しかし「ここで取らなきゃダメだ」と気合を入れた6番パー5は、残り83ヤードからの第3打をピン1メートルにつけてバーディー。8番パー4でもピン右3メートル半の距離を沈めてスコアを伸ばした。
最終9番パー5は「完璧」と感じた第3打がグリーンオーバー。4打目でリカバリーしてパーだったものの、この時点では暫定48位。決勝進出する上位50名に残るか微妙なラインだった。順位決定前に取材に応じ「人が崩れるのは願えない……」と諦めかけていたが、カットラインぎりぎりで予選通過となった。
5月に腰のヘルニア摘出手術を受け、約3か月ツアーから離れた。それでも懸命のリハビリと調整で予定より1週間ほど早く復帰。「体は十分戦えると思うけれど、頑張って1アンダーなのでどうかな……。バーディーが取れない」と復帰戦の難しさを口にした。ドライバー、特にキャリーの距離が落ちていると感じている。
予選通過が決まる前、報道陣には「明日お会いできることを願って……会えなかったら腕を磨いてきます」と取材の最後に明るく語った原。課題も収穫も見えた復帰戦、最終日まで戦えるのはプラスだ。
(THE ANSWER編集部)