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藤浪晋太郎、英語マスターへの積極姿勢を米特集 首位の新天地で「同僚と繋がることに情熱的だ」

米大リーグ・オリオールズの藤浪晋太郎投手が新天地で温かい歓迎を受けている。地元メディアは積極的に英語を学ぼうとする姿勢を紹介。呼応するように日本文化を吸収しようとする同僚との微笑ましい交流に光を当てている。

オリオールズの藤浪晋太郎【写真:Getty Images】
オリオールズの藤浪晋太郎【写真:Getty Images】

積極的に英語を学ぼうとする藤浪を地元メディアが特集

 米大リーグ・オリオールズの藤浪晋太郎投手が新天地で温かい歓迎を受けている。地元メディアは積極的に英語を学ぼうとする姿勢を紹介。呼応するように日本文化を吸収しようとする同僚との微笑ましい交流に光を当てている。

 早くもチームに溶け込んでいるようだ。藤浪は7月19日(日本時間20日)にアスレチックスから電撃トレードでア・リーグ東地区首位のオリオールズに移籍。メリーランド州地元メディア「ボルティモア・バナー」は「オリオールズの救援投手シンタロウ・フジナミはちょっとしたスラングとともに英語をマスターしようとしている」と題して特集した。

 藤浪が若い頃に英会話教室に通っていたことも記載した。「フジナミはマウンドで足場を見つけようとする中、英語を理解し、チームメートと繋がることにも情熱的だ」と姿勢を評価。助けとなっている同僚のリリーフ左腕ダニー・クーロムとの交流を紹介した。互いの言語を教え合うというクーロムは、異文化交流の意図を明かす。

「僕たちが彼に力を注いでいると知ってほしいんだ。彼は僕たちの一員。それを知ってもらう一つの方法が、彼の文化や言葉を学ぶこと。彼のことを知ることだね」

 藤浪からは主に「こんにちは」など基本的な単語を教えてもらっているが、クーロムが教えるのはスラング。筋トレをしているコーチに対して「You’re yoked(ムキムキですね)」と言わせて、「どこでそんな言葉を学んだんだ?」とコーチを困惑させているという。

 中には公には口にできないスラングも。記事では「そのようにして、フジナミはボルティモアで歓迎されている。フジナミがMLBの初シーズンで落ち着けるようにと、彼とクーロムは毎日言葉を交換し、互いの文化を共有している」と伝えている。こんなチーム作りが首位を走る支えになっているのかもしれない。

(THE ANSWER編集部)


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