“膝つき卍弾”の衝撃拡大、MLBの3連発映像に米ファンまた仰天「クレイジーだ」
米大リーグ・カブスの4番アンソニー・リゾが21日(日本時間22日)のタイガース戦で、左膝をつきながらの“卍(まんじ)シルエット”での仰天本塁打を放ち、米ファンから喝采を浴びていたが、MLBは公式インスタグラムで膝つき弾を特集。リゾの一発を含め、3つの本塁打シーンを公開し話題を呼んでいる。
MLBが過去の“卍弾”をクローズアップ、ベルトレとシモンズの驚弾も…
米大リーグ・カブスの4番アンソニー・リゾが21日(日本時間22日)のタイガース戦で、左膝をつきながらの“卍(まんじ)シルエット”での仰天本塁打を放ち、米ファンから喝采を浴びていたが、MLBは公式インスタグラムで膝つき弾を特集。リゾの一発を含め、3つの本塁打シーンを公開し話題を呼んでいる。
こんな体勢でもホームランが打てるのか。圧巻のシルエットで驚きを与えたのは、カブスの4番リゾだった。タイガース戦、0-2で迎えた6回無死だった。
その初球、右腕ジマーマンが投じた縦の変化球に反応。直球待ちだったのか、体勢を崩された。しかし、次の瞬間だ。なんとかうまくタイミングを合わせ、左の大砲は軸足の左膝で踏ん張りながらバットを振り抜いた。ただ、そのまま片膝立ちのような姿勢になると、フォロースルーの勢いで、つんのめるように両手をグラウンドに突いてしまったのだ。
ところが、こんな姿勢とは対照的に放たれた打球は一気にライト方向へすっ飛んで行った。リゾは起き上がって走り出したが、高々と舞い上がり、そのまま右翼席に着弾する19号ソロに。驚異の一発がファンの称賛を集めていた。
大反響を受けて、MLBはほかに2本の本塁打シーンを公開。まず1人目はレンジャーズの強打者エイドリアン・ベルトレが放った一発だ。
真ん中に入ってくる甘い変化球を強振すると、フォロースルーの勢いで右膝立ちに。決して万全の体勢ではなかったが、打球は一直線で左翼席の、さらに最上段にぶち当たったのだ。昨季通算3000本安打を達成したドミニカンが驚異的なパワーを見せつけた一発だった。