大谷翔平を「歩かせない」 ブレーブスGMが明かした指揮官の約束、あっさり反故も「楽しみ奪いたくない」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、敵地ブレーブス戦に「2番・DH」で出場し、4打数1安打。トレード期限が終わり、チーム残留が決まった最初の試合となったが、試合は1-5で敗れて連勝は2で止まった。今回、大谷の来訪にあたり、ブレーブスGMは活躍ぶりを大絶賛。地元放送局の中継のゲストとして出演した際に、対戦に向けて指揮官が語っていた“約束”を明かした。
敵地ブレーブス戦に「2番・DH」で出場
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、敵地ブレーブス戦に「2番・DH」で出場し、4打数1安打。トレード期限が終わり、チーム残留が決まった最初の試合となったが、試合は1-5で敗れて連勝は2で止まった。今回、大谷の来訪にあたり、ブレーブスGMは活躍ぶりを大絶賛。地元放送局の中継のゲストとして出演した際に、対戦に向けて指揮官が語っていた“約束”を明かした。
二刀流としてここまで大活躍を続けている大谷は、対戦チームにとって脅威であると同時に羨望の存在。現在、全30チームで最高勝率を誇るブレーブスでも、主力選手から大谷のパフォーマンス対する感嘆の声が続出している。
そんな中、この日の試合を中継したブレーブス放送局「バリー・スポーツ・サウス」の放送席に、ブレーブスのアレックス・アンソポロスGMがゲスト出演。実況から「オオタニとアクーニャ。いち野球ファンとして、スケジュールが発表されたときにこの連戦をどれぐらい楽しみにしていましたか?」と聞かれると、意外な“裏話”を明かした。
「スニット(スニッカー監督)が連戦の前に話していたんだ。彼のことは歩かせない、ファンの楽しみを奪いたくないって。トロント(ブルージェイズ)が8回ぐらい歩かせていたのを見たか、ってね(笑)」
この指揮官との“約束”は前日31日(同1日)の3連戦初戦、大谷が第2打席で申告敬遠となったことでいきなり破られるというオチがついたが、アンソポロスGMの大谷に対する思いは決して小さくない。
「エンゼルスが来るときはワクワクするよ。タレント揃いだからね。もちろんオオタニのような選手をファンが見ることができるし。ピッチングも素晴らしいが、もう1つのほう(打撃)はファンが見る機会があるからとてもステキなことだ。昨日だけでも、(打球速度)114マイル近い打球を放つし、別の打席ではハリス(2世)がホームランを奪った」
敵軍GMをも魅了する大谷。ひとまずはエンゼルス残留となったとはいえ、フリーエージェント(FA)となる今オフの動きはやはり大きな注目を集めそうだ。
(THE ANSWER編集部)