敵地ブルージェイズ戦に「2番・DH」で出場

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は30日（日本時間31日）の敵地ブルージェイズ戦に「2番・DH」で出場し、2つの申告敬遠を含む3打数1安打。試合は延長戦の末に3-2で競り勝って、3連敗を逃れた。前日にはテイラー・ウォード外野手が顔面に死球を受けて負傷者リスト（IL）入りし、ますます“野戦病院”化が止まらない。SNS上の日本人ファンからは、開幕スタメンから変わり果てたオーダーに「笑えない」「呪われてる」といった悲痛な声が上がっている。

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　プレーオフ進出の当面のライバルとなっているブルージェイズとの3連戦に臨んだエンゼルス。この日は何とか延長の末に競り勝って3連敗を逃れたが、前日の試合では4番を打っていたテイラー・ウォード外野手が顔面に死球を受け、骨折と診断されてIL入りの憂き目となった。頼みの大谷もやはり前日の試合で両足のけいれんのため、9回の絶好機で代打を送られたほど満身創痍だ。

　ツイッター上の日本人ファンからは、開幕スタメンから変わり果てたオーダーに注目する声が噴出。「エンゼルス、開幕スタメンで無事なの大谷、レンフロー、レンヒーフォの3人だけらしい なんやこれ」「エンゼルス普通に開幕スタメンほぼIL入りしてんの笑えないんだよな」「そう考えるとエンゼルスよくやってるなぁ」「エンゼルス呪われてるだろもう… 大谷も怪我寸前なのに出ないといけない状況だしそれ以外の開幕スタメン全員離脱って…」といった嘆きが聞こえてきている。

　今季のエンゼルスの開幕戦のオーダーは1番からウォード、トラウト、大谷、レンドン、レンフロー、レンヒーフォ、ドルーリー、ウルシェラ、オホッピー。このうち6人がIL入りという事実が、エンゼルスの苦境を物語っている。