大谷翔平との勝負回避は「チャップマンのせい」 申告敬遠急増、米解説者が冗談交じりに本音吐露
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が30日(日本時間31日)、敵地ブルージェイズ戦に「2番・DH」で出場。3回の第2打席で左前打を放ち、4試合連続安打をマークした一方、4回、9回と申告敬遠で勝負をさせてもらえなかった。2試合連続の1試合2敬遠となったが、4回のシーンでは米中継内で解説者が「マット・チャップマンのせいだね」と冗談まじりに語っている。
ブルージェイズ戦に「2番・DH」で先発出場
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が30日(日本時間31日)、敵地ブルージェイズ戦に「2番・DH」で出場。3回の第2打席で左前打を放ち、4試合連続安打をマークした一方、4回、9回と申告敬遠で勝負をさせてもらえなかった。2試合連続の1試合2敬遠となったが、4回のシーンでは米中継内で解説者が「マット・チャップマンのせいだね」と冗談まじりに語っている。
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1-0とエンゼルスがリードして迎えた4回、2死からレンフィーフォが二塁打を放ち出塁。打席に大谷を迎えるなか、ブルージェイズベンチは迷わず勝負を避け申告敬遠を選択した。
米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」の番組「トーキン・ベースボール」公式ツイッターは、このシーンでの米ストリーミングサービス「ピーコック」の放送席のやり取りを投稿。この日マイクをつけていたベンチのマイク・トラウト外野手が「来たよ。彼(大谷)を歩かせるみたいだ」と語ると、解説のマーク・グビザ氏は「ああ、ここで自動的な四球だ。マット・チャップマンのせいだね」と冗談交じりに語っていた。
結果的に続く3番のモニアックが三邪飛に終わったため、ブルージェイズの作戦は成功。米ファンからは「で、それはうまくいった」「チャップマンはオオタニがGOAT(史上最高)だと知っている」「いま4個目になったけど、毎回作戦成功している」「もしエンゼルスに勝ちたちなら、ショウヘイを歩かせろ。彼と勝負するチームが多くて驚いているよ」「弱虫」「オオタニがボンズの扱いを受け始めている」などさまざまな声が上がっていた。
大谷は28日(同29日)のブルージェイズとの3連戦初戦の初回に39号ソロを放ったが、その回の終了後にベンチへ戻った三塁手のチャップマンが大谷と真っ向勝負を挑んだことについてシュナイダー監督に詰め寄り、大谷と勝負したことに抗議したのではないかと話題に。2試合連続の1試合2敬遠となったことで、再びチャップマンの存在が脚光を浴びることになった。
この日の大谷は3回の第2打席で左前打を放ち、4試合連続安打をマークし、3打数1安打2四球で打率.302。チームは延長10回にレンフローの17号2ランで勝ち越し、3-2で勝利した。
(THE ANSWER編集部)